白山(白峰-弥陀ヶ原・敗退)
- GPS
- 12:35
- 距離
- 41.0km
- 登り
- 2,199m
- 下り
- 2,189m
コースタイム
天候 | 雪のち晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆風嵐ゲート〜別当出合 ・ひたすら林道ラッセル17km。 ・ラッセルは標高が上がるにつれて深くなっていく。 ・別当出合の休憩舎は利用可能。 ・吊り橋は板で渡る。(ツボだと厳しい) ◆別当出合〜弥陀ヶ原 ・砂防新道沿いに登るがこの時期は一面の大雪原なのでどこでも歩ける。 ・石畳も自由自在。どこも斜度が緩くなっているので登りやすいところから適当に。 ◆スキー滑走 ・単独なので基本来たルートに沿って滑走。 ・別当出合の吊り橋まで降雪直後のパウダーをいただきながらツリーランを楽しんだ。 ・別当出合〜市ノ瀬までもショートカットしながら快適に滑走。 ・市ノ瀬からはヒールフリーで白峰までスキーウォーク。ここが一番面倒。 |
写真
感想
最後に白山に登ったのは12月。その時はチャリが使えたが厳冬期の白山はフルラッセルとなる。
毎月白山はやめたがシーズンに一度は厳冬期白山をやりたい。タイミングよく2月第一週の日曜日が晴れ予報となったため仲間と同行することにした。
メンバーはYSHRセンセー、大魔人さん、パク、ヤマケイ、ふしきと自分の6名。
強いメンバーが多いのでフライングで23時過ぎにスタート。既にセンセーが先行していた。
途中スノーシェッドの水を踏んだらしくシールが団子になってめんどくさいことに。何度もスクレーパーで雪を落としたりシールワックスを塗布してその場をしのぐ。
途中市ノ瀬を過ぎたところで大魔人さんが追い付いてきた。あれ?一緒にスタートしたふしきはどうしたのかな?結局そのまま別当に到着。休憩舎でふしきを待つことになった。段々寒くなってきたのでセンセーと自分が先に吊り橋を渡ってトレースを作りに行く。ちょうど橋を渡ったところで後ろからライトが3つ見えてきた。パク、大魔人さん、ヤマケイだった。ふしきは残念ながら別当出合で引き返すことになったらしい。吊り橋を渡る前に決断できたことは良かったと思う。
パクが先頭で石畳を超えてそのままトレースを延ばしていく。続いて大魔人さん。みんな強い。休む暇がない。
去年までならあのペースでもついて行けた気がするが今年は全然ダメ。辛うじて遅れながらトレースを追いかけていく。
甚之助を過ぎてエコーラインに登り上げるところでセンセーにギブアップ宣言。あとはマイペースで適当なところまで行って引き返します。自分に嘘をつかない、事故が起きる前に早めの決断が大事。
結局弥陀ヶ原まで行って室堂を目指すみんなを見送ったら滑走開始。狙ってたわけじゃないけど貸し切り大斜面を独占させていただくことになった。
2月ならではのパウダー&大斜面。ブッシュがほとんどないのが素敵。さっきまでヘロヘロだったのに滑走タイムになると元気になる不思議。
別当出合まで30分ほどで滑り降りてあとは消化試合。長い長い林道ボブスレー。
時間が早かったせいもあってトレースは良く滑った。百万貫の岩を過ぎたところでツボ足PTに遭遇。どうやらテン泊で釈迦岳に行かれていたようだ。さぞかし良い朝だったことでしょう。
12時前に風嵐ゲートに到着。不完全燃焼だが仕方ない。自分のこともだが仲間に迷惑をかけるわけにはいかない。昨今バックカントリーの遭難事故でバッシングを受けている最中、無事下山できただけでもよかったということにしよう。
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