二岐山スノトレ(ぶな山荘前in/out) ※本年6回目
- GPS
- 05:31
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 826m
- 下り
- 830m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【ぶな山荘〜二岐山(男岳)】 冬季限定のルート。総じて急登が多く、山頂直下は激急登。2/12は一番乗りだったが、前日のスキートレースが多数あり、9割方はワカンで楽に登れたが、1割ほどは脛ほどのラッセルを強いられた。 【二岐山(男岳)〜二岐山(女岳)】 一部樹林が雪の上に出ており、時に踏み抜きもあり、歩きにくい。一度下って登り返すが、下りは楽。 【二岐山(女岳)〜風力発電登山口(鳥居)〜ぶな山荘】 全般に渡って、かなりの急登。下りはワカンのかかと着地で勢いを殺して、楽に下れるが、登りだとラッセル必至でかなりつらいと思われる。鳥居からは緩やかな下りの林道歩き。 |
その他周辺情報 | 「日本秘湯を守る会」の大丸あすなろ荘にて日帰り入浴(900円)。男女別内湯&露天風呂、男女別の露天風呂(二岐川沿い)、男女混浴の岩風呂の3種のお風呂あり。各風呂間の移動は衣類着用。 |
写真
感想
昨10月、茶臼岳へ登頂後、裏那須と言われる板室温泉(栃木県側)へ下山して以来、那須連山について色々と調べるように♪
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4824610.html
ちなみに那須連山は、南から黒尾谷岳、南月山、茶臼岳、朝日岳、三本槍岳を総称して那須五岳と言うようで、あと黒尾谷岳だけ未踏ですが、三本槍岳以北及び以西の福島県側には、まだまだ連山が続いています。西へ続く大倉山〜三倉山の稜線は、今夏、甲子旭岳とセットで1泊2日で全山縦走し、養鱒公園駅まで駆け抜けたいと密かに企んでます。
そして地図を見てたら、甲子旭岳や甲子山より遥か北側に、那須連山北限に位置する三百名山・二岐山があることに気づき、よくよく調べると冬季限定の直登ルートがあり、眺望に恵まれると那須・日光・尾瀬・越後・会津等々、360度パノラマビューが見られる高展望であることがわかり、昨年末より晴天時の冬季登頂を虎視眈々と狙っていました。東京にも2/10に降雪があったこの週末、晴天予報を確認の上、満を持していつものヤマトモへ声をかけ、一緒に登ることにしました!もちろん、前夜に登山口入りして車中泊で♪。
今年に入ってから、ヤマレコ、ヤマップの二岐山レポを共に定期チェックしていましたが、ぶな山荘前からのピストンばっかりで、女岳まで行ったレポはおろか、女岳経由で周回したレポは皆無。さぞかし深雪のラッセルなのか?いざとなれば女岳まで行ってUターンも視野に、レポ上、今年初となる周回ハイクを目指して、朝6時過ぎにぶな山荘前を出発します。ちなみに、入山時に付けたワカンを下山時まで履き通せるほどに山は真っ白で、一度も夏道が現れることはありません。
2/10は東京でも雪が積もった位なので、このエリアにも当然降り積もったはずで、前日(2/11)は曇天のため、入山者いないかなーと予測し、ラッセル覚悟で入山しましたが、、、前日のものと思われるスキートレースが3,4人分はあり、このトレースがなければ、登頂には1時間以上余計に時間がかかったものと思います。我々がこの日の登頂一番乗りでしたが、前日のトレースがあったおかげで、非常に助かりましたー。
皆さんのレポで見ていた通り、山頂直下はかなりの急登です。ラストの標高差100m位は、一歩登る都度、スネ〜ヒザ位まで沈み込むため、キックステップで一歩一歩ゆっくり登っていきました。先月登った鉢盛山は、一人で5時間近くスネラッセルをしたので、これくらい朝飯前ですが(笑)。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5075185.html
急登を登り詰め、入山から2時間20分ほどで二岐山(男岳)へ登頂です。噂通りの360度パノラマビューが待ってて、飯豊連峰や吾妻連峰が雲掛かって見えなかった以外、あらゆる雪山が見渡せましたー。やはり、白い鋭鋒は格好よく、甲子旭岳、磐梯山、燧ヶ岳辺りが凛々しい勇姿を見せてくれました。新潟方面はあらゆる山が白くて、中々山座同定が難しいですねー。
登頂後、ほどなく男性ソロの方が登頂してきて、少し情報交換した後、その方は我々同様、女岳経由の周回を目指していらして、我らより先に旅立たれ、結果、下山までずっとその方のトレースを目印に進まさせて頂きました。今年に入ってヤマレコ、ヤマップ共にノーレポの男岳より先を、先導して頂くことになり、感謝感激ですねー。
二岐山(男岳)から二岐山(女岳)までは、一旦下って登り返す形となりますが、時間にして20分強です。灌木が雪を突き抜けているエリアもあり、もう少し雪が溶けてくると、冬季に女岳へ向かうのが厳しくなるかもしれません。要注意ですね。女岳の山頂で、カップラーメン等々、ブランチを摂りました。無風、ポカポカ日和の雪山で食べる温かいもの、本当においしいですねー♪。
そして、女岳から下りですが、事前に夏季レポで見ていた通り、かなりの急勾配を下ることになります。まぁ、男岳直下と同じ位の斜度ですかね。ワカンだと、かかと着地でスピードを殺すことができるので、スネ程度まで沈み込むのですが、全然楽ちんで、ガンガン速いペースで下りていきます。一気に標高が下がるので、非常に効率よく下山できます。
結局女岳山頂から、1時間もかからずに、風力発電登山口(鳥居)まで、標高差560m程度を一気下山できました。そこからは林道歩きですが、先行者1名以外のトレースは一切なく、まだまだ厳冬期仕様です。鳥居からぶな山荘駐車場までは40分ほどのスノーハイキングとなりました。
下山後の温泉は、1km程先にある日本秘湯を守る会の「大丸あすなろ荘」へお邪魔します。内湯、露天風呂、岩風呂など多彩で、特に二岐川沿いの露天風呂は、雪見風呂になってて、青空の下で最高です。そもそも、青空の下で二岐山へ雪山登山をし、下山後は青空の下で二岐川を愛でながら二岐温泉。なんとまぁ、二岐尽くしなこと!
本日は登山も、メシも、景色も、温泉も、何もかんもパーフェクト。そもそもご来光を拝み、山頂で360度パノラマビューを見て、12時前には下山してて、13時過ぎには雪見風呂も終わり、福島からの東京帰還も18時前、と色々な意味ですべてが思い通りに行った一日となりましたー!
コメント
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女岳から先は正直迷っていましたが、他に登山者の方がいると後押しになりますね。多分誰にも会っていなかったらピストンで戻っていたと思います。寂しくて(笑)
また、どちらかでお会いしましたらよろしくお願いします🙇♂️お疲れ様でした。
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