白山(カチカチ注意報)


- GPS
- 14:24
- 距離
- 48.5km
- 登り
- 3,008m
- 下り
- 3,013m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日の水友は白山のお参り、自身80ヶ月連続がかかっている。行くしかない!
マイペースで歩きたいのでコーエー、山Kよりフライイングスタートした。除雪が始まっているかもしれないのでチャリを持参したがただのお荷物だった。ゲート前はまだ雪がもっさりあった。
放射冷却でカチカチでもうラッセルはしなくて良い、百万貫まで1時間15分、変電所まで2時間とまずまずのペース、林道は所々雪切れもありめんどい時期になった。
市ノ瀬を過ぎ釈迦岳分岐を過ぎた辺りで後続のライトが見えたので少しペースを落とすことにした。一本橋を渡った頃ちょうど後続も渡り始めてめでたしめでたし、中飯場手前で無事合流して仲良く進むことにした。
いつの間にか星も見えなくなり不穏な雰囲気、甚之助小屋はオアシスだった。ここから上はカチカチなのでアイゼンで歩くことにした。次第にガスがかかりエコーラインでホワイトアウトになる。
カチカチの上にホワイトアウトの最悪の状況になった。室堂手前からアイゼンで進む、一瞬山頂が見えたがずっとホワイトアウトだった。ほぼ全山カチカチ山と言った感じで太陽もないから雪は緩まない、山頂でお参りを済ませたがはてどう下ろうか、安全にパーティを下山させるコースと言うことで南面の雪庇下を選択した。予想通りここは風が当たらないのでカチカチでなかった。ただホワイトアウトで油断はできない。
弥陀ヶ原からエコーラインへトラバース気味に進んだ時斜面が凍っていて滑落してしまった。ただ確か下は硬くないはずだと思っていた通り滑落した下が吹き溜まりになっていてすぐに止まって事なきを得た。視界のない斜面は細心の注意を払うべきだった。
ここから下もカチカチなのでコース取りを慎重に選び甚之助でガスから抜け生きてて良かった。別当出合までほぼカチカチ、ヤバい季節になった。
市ノ瀬まで自動運転だがその先白峰まで勘弁してほしいくらい長かった。午後から人と会う約束があったのでマジ頑張ってギリギリ約束を果たした。これからの時期滑落が怖い、もうパウダーは終わった。
今日の水友は白山お参り。予報は数日前は晴だったのに最終では曇りとなっていたがその通りになった。予定していた観光新道の周回ルートは視界が全くないのでピストンとなった。
ラッセルはないのでサクサク進めるけど今日の白山はほぼカチカチ山だったのでクトーを使ったりアイゼンを使ったりいろいろ忙しかった。これからは滑落のリスクが大きくなってくるので気をつけなければいけない。
滑りは先生の判断で東面の県境尾根を行くと柔らかい雪だったのでスキーで滑り降りることが出来た。カチカチの時はこのルートがおすすめだ。しかしホワイトアウトの為酔いそうになりながら下山。
南竜分岐までは視界が全くないので時間がかかったがこんな時は安全優先だ。甚之助からは視界があるので安堵したが相変わらずカチカチだったりモナカだったり修業の滑りで無事別当に着いた。
林道は雪が腐ってここも修業、3月の白山も甘くなかった。
月が変わってお参りへ
コーエーさんと0時発の約束でちょいフライングスタート
先生は一足先に出ていた
先行がいると追いつきたくなる衝動に駆られるけど飛ばしすぎてもいいことないので可能な範囲でサクサク歩く
ラッセルないので別当まで4時間弱だった。12月は7時間かかっているのでやっぱりラッセルは大変
石畳からカチカチで緊張する登り
しばらくで先生に追いついた。風が出てきたので甚之助小屋入って休憩、オアシスで防寒を整える
ここから急になるので早めにアイゼン
弥陀ヶ原ホワイトアウトでGPS片手に風のないハーフパイプを目指す
また固くなってきたので御前まで担ぎ、一瞬視界が開けたけどそれ以降はずっと真っ白だった
無事にピクってお参りして早々に退散、視界がないので観光新道は無理でピストンとなった
吹き溜まりで雪が柔らかいところを先生が選んでくれてブルーアイス滑走は免れた。ここしかないというラインでなんとか甚之助まで降りて一旦落ち着く
あとは無難に降りて吊り橋渡って林道歩く、今月も甘くなくピストンでも14時間
白山でもホワイトアウトになると本当にどこにいるか全くわからなくなる。。。無事に帰れて良かった。12ヶ月1周して金沢卒業できそうです
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