ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5807027
全員に公開
沢登り
北陸

奥医王山(アドベンチャー沢登り)

2023年08月09日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:23
距離
12.9km
登り
889m
下り
887m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:15
休憩
0:08
合計
8:23
2:57
393
スタート地点
9:30
9:31
3
9:34
9:40
3
9:43
9:44
19
10:03
10:03
21
10:24
10:24
56
11:20
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
堰堤は右から巻きます
2023年08月09日 03:11撮影 by  SC-42A, samsung
2
8/9 3:11
堰堤は右から巻きます
沢は細くて蜘蛛の巣だらけ
2023年08月09日 03:28撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
4
8/9 3:28
沢は細くて蜘蛛の巣だらけ
倒木もいっぱい
2023年08月09日 03:46撮影 by  SC-42A, samsung
2
8/9 3:46
倒木もいっぱい
小滝をどんどん越えて行く
2023年08月09日 04:02撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3
8/9 4:02
小滝をどんどん越えて行く
これは左岸からウィペットで岩を引っ掛けて登る
2023年08月09日 04:15撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
7
8/9 4:15
これは左岸からウィペットで岩を引っ掛けて登る
手がかりが少ない壁を登る
2023年08月09日 04:16撮影 by  SC-42A, samsung
4
8/9 4:16
手がかりが少ない壁を登る
コーエーはロープで引き上げる
2023年08月09日 04:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5
8/9 4:30
コーエーはロープで引き上げる
ここも右岸から巻いた
2023年08月09日 04:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5
8/9 4:33
ここも右岸から巻いた
丁度いいところに大きめな木がある
2023年08月09日 04:35撮影 by  SC-42A, samsung
4
8/9 4:35
丁度いいところに大きめな木がある
コーエーも段々青ざめていくのがわかった
2023年08月09日 04:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5
8/9 4:37
コーエーも段々青ざめていくのがわかった
暗闇の沢登り、アブよりはマシ
2023年08月09日 04:38撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
7
8/9 4:38
暗闇の沢登り、アブよりはマシ
これは右岸から巻いたが途中でエイト環をお釜に落として二人で捜索しに戻るも見つからず
2023年08月09日 04:39撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5
8/9 4:39
これは右岸から巻いたが途中でエイト環をお釜に落として二人で捜索しに戻るも見つからず
しっかりした灌木があったのでそれを利用して懸垂
2023年08月09日 05:16撮影 by  SC-42A, samsung
4
8/9 5:16
しっかりした灌木があったのでそれを利用して懸垂
無事懸垂下降で沢に戻れた
2023年08月09日 05:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
7
8/9 5:21
無事懸垂下降で沢に戻れた
ようやく白んで来て良かった
2023年08月09日 05:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
2
8/9 5:21
ようやく白んで来て良かった
プチゴルジェもあった
2023年08月09日 05:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
6
8/9 5:30
プチゴルジェもあった
北陸の沢らしい景観
2023年08月09日 05:30撮影 by  SC-42A, samsung
10
8/9 5:30
北陸の沢らしい景観
これは良い滝であった
2023年08月09日 05:31撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
12
8/9 5:31
これは良い滝であった
次々と小滝が続く
2023年08月09日 05:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3
8/9 5:34
次々と小滝が続く
明るくなればルンルンだがいかんせんアブ達が
2023年08月09日 05:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10
8/9 5:34
明るくなればルンルンだがいかんせんアブ達が
シャワークライム
2023年08月09日 05:40撮影 by  SC-42A, samsung
11
8/9 5:40
シャワークライム
コーエー真っ青
2023年08月09日 05:41撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8
8/9 5:41
コーエー真っ青
ちび滝がマジ多い
2023年08月09日 05:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5
8/9 5:42
ちび滝がマジ多い
倒木を手掛かりに突破
2023年08月09日 05:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
4
8/9 5:44
倒木を手掛かりに突破
快適な小滝が続く
2023年08月09日 06:05撮影 by  SC-42A, samsung
5
8/9 6:05
快適な小滝が続く
手掛かりはしっかりしている
2023年08月09日 06:06撮影 by  SC-42A, samsung
6
8/9 6:06
手掛かりはしっかりしている
小滝と言えども油断はできない
2023年08月09日 06:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
11
8/9 6:06
小滝と言えども油断はできない
そろそろ薮ちゃんが
2023年08月09日 06:31撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3
8/9 6:31
そろそろ薮ちゃんが
飽きずに登れる
2023年08月09日 06:36撮影 by  SC-42A, samsung
2
8/9 6:36
飽きずに登れる
ズンズン小滝を超える
2023年08月09日 06:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5
8/9 6:37
ズンズン小滝を超える
まだマシな方
2023年08月09日 07:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
5
8/9 7:17
まだマシな方
ヤブコギ
2023年08月09日 07:34撮影 by  SC-42A, samsung
8
8/9 7:34
ヤブコギ
藪の中から馬鹿でかい滝が現れて真っ青
2023年08月09日 07:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8
8/9 7:49
藪の中から馬鹿でかい滝が現れて真っ青
弱点は右側にあった
2023年08月09日 07:50撮影 by  SC-42A, samsung
6
8/9 7:50
弱点は右側にあった
何とか巻いたが
2023年08月09日 08:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
4
8/9 8:13
何とか巻いたが
そこを越えると2段の滝、2段目はコケが酷いので右岸を高巻
2023年08月09日 08:12撮影 by  SC-42A, samsung
6
8/9 8:12
そこを越えると2段の滝、2段目はコケが酷いので右岸を高巻
またデカイのが、これを過ぎてやばい藪行進になった
2023年08月09日 08:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
7
8/9 8:14
またデカイのが、これを過ぎてやばい藪行進になった
主流を逸れると激藪に…笹薮とツタ系の藪で大変だった
足からザックから全てツルに絡まり身動き取れず
2023年08月09日 08:37撮影 by  SC-42A, samsung
6
8/9 8:37
主流を逸れると激藪に…笹薮とツタ系の藪で大変だった
足からザックから全てツルに絡まり身動き取れず
登山道に出ると超快適、相変わらずアブが来るので蚊取り線香を焚きながら
2023年08月09日 09:11撮影 by  SC-42A, samsung
8
8/9 9:11
登山道に出ると超快適、相変わらずアブが来るので蚊取り線香を焚きながら
山頂に出た
2023年08月09日 09:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
10
8/9 9:30
山頂に出た
展望台へ
2023年08月09日 09:30撮影 by  SC-42A, samsung
9
8/9 9:30
展望台へ
苦労した分景色は最高
2023年08月09日 09:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
9
8/9 9:30
苦労した分景色は最高
早くいらっしゃい
2023年08月09日 09:31撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
6
8/9 9:31
早くいらっしゃい
下りは駆け足で ゲザーん
2023年08月09日 11:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8
8/9 11:19
下りは駆け足で ゲザーん

感想

今日は午後から単独で北海道遠征に出るので午前限定で近場の山に出かけた。奥医王山の記録の見ない未知の沢へ

医王山周辺はこの時期アブ天国なので襲撃を避けるため深夜3時発とした。標高は1000もないのでお気楽気分で出たが予想外に厳しかった。

出てすぐに藪を掻き分け沢に入渓、狭い沢は左右から薮が覆い被さる場面も多かった。さらに倒木、蜘蛛の巣、めちゃ辛い。

しばらくで滝も出た。ヌルヌルの壁は手掛かりもなくウィペットを際どく岩に引っ掛け突破した。後続にはロープで登ってもらう。

一度巻きの途中でエイト環をお釜に落としてしまい捜索したが見つからなかった。以後懸垂下降時はスリングで制動を効かして下ることにした。

白んで来るとついにアブが襲ってきた。少しでも足を止めると軍団でやってくるので全く休憩はなし、ハッカスプレーをかけまくるが効いてるのか効いてないのか微妙だった。

足元は新品のラバーソールの沢靴を試したが遡行時に靴に石が入りまくりでパドルにすれば良かったと後悔した。その後も微妙に際どい滝やデカイ滝などロープのお世話になりながら抜けて行く。

水も無くなり藪も酷くなる。背丈を超えるつるの絡まった笹藪はマジ地獄だった。コーエーはウィペットの先端を持って行かれた。先頭を変わりながら激藪を抜け尾根に出た時はマジ嬉しかった。久しぶりの試練で山頂まで6時間を要した。苦労した分山頂から見る景色は格別であった。

まあこの時期の里山の沢は楽ではない、アブのいない赤木沢や薬師沢は天国だと改めて感じた。

先生から奥医王山の沢のお誘いを受けた。記録がない沢なのでロープやウィペットなど準備。この時期のこの標高の沢はアブが凄いのでまだ日が昇らない時間からスタートということで3時にスタート。

作業道を進み入渓、すぐに堰堤が現れ右から巻く。そこからしばらく傾斜の緩い細い沢を歩いていく。このまま緩い沢歩きが続くのかなと考えていたらゴルジュの滝が現れた。両岸は壁なので滝横の斜面を登っていくが手掛かりは少ない。先生が先に行かれてお助けロープを垂らしてもらい僕も無事突破。一気にテンションは上がった。

そこから15m弱の滝が立て続けに現れそのたびに弱点を探り突破していく。三つ目の滝は高巻トラバースが際どくいい位置にそのままロープをかけられる灌木があったのでそこから懸垂で沢に戻った。やはり泥壁にはウィペットが有効だった。

大きな滝を過ぎると小滝が続いて北陸の沢らしい景観が素晴らしかった。しかし日が昇るとアブがまとわりついて大変だった。止まると刺されるので動き続けなければいけなかった。550mを越えると藪は濃くなり沢も細くなってきた。

しばらく藪こぎを我慢すると大きな滝が現れた。右から巻けそうだけど登りはじめは垂直かハング気味なのでショルダーで先生が先に登られロープを垂らしてもらい僕も登り返そうとしたがなかなか上手く登れず少しとなりの岩場から行くと何とか登ることが出来た。しかし岩は濡れていて滑りやすいし掴んだ岩もはがれることがあったのでフリーでは危ないところだ。

そのまま主流を進んで山頂直下まで行く計画だったがこの先も滝や藪で阻まれても大変なので左に逸れ登山道のある尾根に変更することとなった。二股から主流を逸れると水は枯れ激藪となってきた。背丈を超す藪に背中につけていたウィペットの先端を持っていかれ気が付いたときにはなくなっていた。次回からばらしてザックの中に入れるようにしよう。

激藪も沢地形ではマシになり、尾根が近づくと熊笹からは開放され、しばらく進むと登山道に出た。そこからは快適に歩いて無事登頂。当初は登山道から別の沢に入り車まで戻る計画だったが時間もかかったしアブの襲撃も大変なのでそのまま登山道で下山することとなった。

標高を落すごとに暑くなりアブも増えて行った。貯水池から林道を下り一旦県道に出てスタート地点まで無事に戻ることが出来た。片づけをしようとするがオロロが凄いのですぐにその場を立ち去ってしばらく進んだところでゆっくり着替えたりした。

今回は色んな経験をすることが出来た山行だった。この経験を次にも活かしていきたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2558人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら