別山(岩屋俣谷川）、時間との闘いでした、、、
YSHR
route581
体力度について
- GPS
- 14:29
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,047m
- 下り
- 2,034m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 曇りのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
＃入渓まで作業道をうまく使えれば堰堤超えは最終の一つで済む ＃ロープは30mがあれば問題なし、ウィペット、チェンスパイクがあれば安全性は高まる。 ＃最後の二俣、右俣を行けば三の峰方面へ、左俣の方が変化に富んで楽しいです。最後の詰めはずっと沢伝いに行けばプチ草原に出てハイジ、藪は少なくて済む。 |
写真
拍手
コーエーもで出しで数メートルズリ落ちた
感想
日曜の北ノ俣岳周回沢で右肘を怪我してしまい、腫れて痛くて十分曲げることができなくなった。火曜の時点で少し回復したのでリハビリを兼ねてまた沢に行くことにした。怪我は山で治してなんぼ、リハビリは痛みとの戦いと足の骨折で学習した。
さて岩屋俣谷川の左股を詰めるコースは随分昔に地図を見て面白そうだと開拓したコースだが滝も多くてとても楽しかったので仲間を何人か案内した。多くの滝も基本巻けるコースがあり初心者でも楽しめる変化に満ちたコースである。
シーズンに一度は行きたい場所である。今日はコーエーを初めて案内することにした。このコース雨で増水すると逃げ場がないので注意が必要。今日は10時頃から雨になる予報だったので深夜1時に市ノ瀬を出て速攻で抜ける予定とした。
深夜1時閑散とした市ノ瀬を出た。入渓するまで堰堤をいくつか超えるのだがうまく作業道に乗れれば効率良く堰堤はパスできる。最終堰堤のみ超えて入渓できた。深夜の川はいわなくんもウトウトしていた。
4時間も暗闇の中遡行して四段の滝に出た。ここは左岸から巻くがダブルウィペットとチェンスパイクをもってしてもかなり際どい巻となる。ここを超えて白んできた。
この先数多くの滝が連続する。巻くか直登するか微妙な判断が求められる。ショルダー、プッシュ、ロープあの手この手を駆使して滝を超えて行く。入山者は少ないので踏み跡ははっきりしないので的確な判断が求められる。
小雨が降ってきて水量が増えてきたので時間との闘いになり安全圏まで休憩なしで飛ばした。雨も強くなったがもう安全圏に入っていたので大丈夫だった。
最後の詰めはいつもと違うコースを辿ったが失敗でかなり長い藪漕ぎとなった。稜線に出ると風雨が激しくて低体温症になるかと焦った。この時期でも全身ずぶ濡れで太陽がないとかなり辛い。
チブリ尾根は駆け足で降り降るにつれてようやくポカポカになった。今日は全く太陽が無くて辛い沢登りだったが十分楽しめた。
コーエーにはかなり試練だったろうがこの積み重ねが血となり肉となる。
お疲れ様でした。
PS ・白山比�弯声劼�8月いっぱい写真展を開催しています。白山登山の帰りには是非お寄りください。白山の知られざる魅力的な写真を20点展示しています。
今日の水友会は沢、先生の毎年定番となっている岩屋俣谷川からの別山と決まった。
以前記録は見たことはあったがもう一度おさらいすると初心者の僕にはなかなか厳しそうなところもあるので準備は万端にして緊張気味に市ノ瀬に向かう。
1時に市ノ瀬を出発して堰堤を越える林道を探してウロウロ、暗いとわかりにくい…堰堤を越えて入渓してしばらくは沢歩きとなるが水量も多く、水流も強いので渡渉は慎重に。別山谷との二俣を右に進むとしばらくで最初の滝が現れる。ここの巻きがかなり厳しい。取付のトラバースでは岩の壁に泥がついているだけなのでフリクションが効かずそのまま下まで2mくらいずり落ちたがケガなどはなく仕切り直し。行きやすいところをウィペットを効かせて何とか突破するとちょうど白んできた。
そこからは登って楽しい小滝が続き時折巻かないといけない滝をクリアしながら進んでいく。天気は雲が多く気温は高くないのでずっと水に浸かっていると寒くなってくる。先生はそのまま突破されていたが僕はどうも行けない滝があり巻いて進もうとしたがここでも足場が悪く滑りやすかった。なかなかスリリングな巻きとなり精神的に消耗した。
二俣を左に進んで大きな滝を巻いたり最後は大きめの直登出来る滝が続きいよいよ沢が細くなってきた。最後は藪を漕いで登山道に合流し安堵。ガスで何も見えなかったがもう充分お腹いっぱいなのであとは無事下山することだけ考える。
今回は色々経験できて失敗も沢山あった。怪我しなかったのも運が良かっただけでもっと安全を意識しようと思った。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
別山の最新記録
御舎利山の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する