高層湿原は秋の風・苗場山
- GPS
- 06:30
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 842m
- 下り
- 845m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:21
天候 | 晴れ、のち曇り、ときどき晴れ(山頂はガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的にぬかるんでいて滑るルートです。今年は小雨の影響かドロドロの水たまりは少なかったですが、丸太の切り株が渡してあるところや樹林帯で斜めになった岩などが滑ります。最短ルートの小赤沢コースですが6合目より上は急登で鎖場もあり、特に下りでは注意が必要です。花はオオシラヒゲソウやオニシオガマは終盤、アケボノシュスランは当たり年なのか小振りながら花の付いた株がたくさんありました。 |
その他周辺情報 | 下山後は赤茶色くて沈殿物の凄い小赤沢温泉楽養館に立ち寄りました。下界に降りて十日町市街地にある蕎麦店由屋に立ち寄りましたが4時半過ぎですでに受け付けを終了していたため、山をノッコして塩沢やぶそばで夕食とし、六日町市街地の洋菓子店パティスリーシュクレでお土産を買ってから帰路に着きました。 |
写真
感想
春先に怪我をした足がどうにか治りかけ、そろそろ高い山も復活かと思っていた8月始めに罹患した流行病。ご近所山で避暑を兼ねた花探しは毎週のように出かけていますが、今日がピークハントの本格復帰第一弾。目当ての花は咲いてるかな(^^)
まずはアケボノシュスラン。昨年は咲き残りが一輪だけだったので、今年は1週間早めて訪れてみました。結果大株は見当たらなかったものの小振りなのは20株近くあり。茶色くなり始めてはいたのもありましたが、花付きの良さに圧倒されました。
そして二つ目の目当てはオオシラヒゲソウ。最初の鎖場にだけ咲く不思議な花、今回もポツポツとそれなりの株数が咲いていました。三つ目の目当てはオニシオガマ、こちらはかなり終盤でしたが2株あり。お初のクロクモソウも撮影できて大満足です。
ということで見たい花はゲットできてよかったのですが、問題は登り。咳が残っているのはいつもの大風邪引いたときと同じはずなのですが、息をしっかり吸っても酸素が末端まで行き渡っている実感がなく、体が重くて一歩先に踏み出すのが難儀です。
足も普段の生活にはまったく問題なくても、不整形な山道で踏ん張るには頼りない状態。気圧が下がったりクーラーの風が直接当たったりすると、咳ともども古傷がしくしく痛むことも。高い山にも早く行きたいけど、今年は標高差千m以下で鍛錬かな。
そんな不調を吹き飛ばしてくれたのは色づき始めた高層湿原。津南や十日町まで降りるとむっとする夏の空気でしたが、山頂に吹くのは秋の風。秋山郷のあたりでも、Tシャツ一枚で汗をかくこともなく気持ちよく外を歩ける状態なのには感動しました。
全国有数の猛暑地帯、我がグンマーでも朝晩はあれっ?てな風が吹いていることも多くなってきたし、下界の季節が移ろうのももうすぐかも。予報では来週から雨マーク、秋雨が終わったらカラリとした秋の空気に入れ替わるのか、今から楽しみです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
予定どおり苗場山に行かれたのですね!足の具合も大分よくなってきたとのこと何よりです😊
お目当てのアケボノシュスランとオオシラヒゲソウなども無事に見られてよかったですね!
おそらく、どちらも祓川コースには咲いていなく、同じ山域でも植生が違うのはとても面白いと思いました!
山頂大地の湿原では草紅葉の気配も感じられて、しかも穂高岳から大キレット、槍ヶ岳の大展望まで見られるオマケ付きで素晴らしいですね〜!きっと、普段の行いの差でしょうね(笑)
小赤沢温泉や塩沢やぶそばも大変魅力的なので、ますます小赤沢ルートでも行きたくなりました!
大変お疲れ様でした!
ではまた〜😊
復帰山行第1段苗場山登頂おめでとうございます。小赤沢コース、私も一度行きましたが結構急で岩場もあって距離は短いですがちょっと大変ですよね。それに登山口までが結構遠いのでまた行きたいと思いつつ行けてません。(^^; この時期だとアケボノシュスランやオオシラヒゲソウが見られるんですね。参考になりました。私も2日は山歩き、谷川岳から苗場山がきれいに見えてました。2000m近い山では少し秋の気配が感じられましたね。お疲れ様でした。
今年も苗場山登られたんですね。
さすが新潟県と言った所でしょうかオオシラヒゲソウにアケボノシュスラン素晴らしいですね。群馬県では探すのが大変な花も新潟では普通に咲いているんですね〜
去年のレコを拝見して今年は行きたいと思っていましたが行けそうにありません。
来年以降の楽しみにしておきます。
草紅葉も始まったようで、これから高層湿原は金色に染まる季節を迎えますね。秋がそこまで来ているのを拝見して感じました。
お疲れ様でした!
自分も今年初めて苗場山に登りました。山頂に広がる湿原の広さは想像以上でした。小赤沢からのほうが祓川よりも距離が短いのか、、、。赤湯温泉に泊まって周回するコース、自分も歩いてみたいと地図を見て考えましたが意外にコースタイムが長いので計画の段階で頓挫しました。
山頂で食べる助六寿司、美味しそう😋
今回も、素敵な記録ですね。一緒に行った気持ちになり、拝読いたしました。
オオシラヒゲソウ、そうです、そういう名前でしたね。
先月、石鎚山を歩いた時に「何だっけなあ、何だっけなあ・・・」と思い出せずにもんもん。記録には、そのまま「あ、何だっけ。」と記しました(笑)ありがとうございます。
先日の尾瀬沼で、長岡の方が「苗場の方がいい」とおっしゃいました。優劣は付けられませんが、身近で縁のある尾瀬も居心地がいいですし、どこから見ても「おー、苗場が見えるな」という山容、43/80の写真の場所で「台地に出たぞ!」感が気持ち良い苗場も好きです。個人的に、今回お二人が歩かれたこのコースが好きです。急に景色が変わる感じがいいのですよねー。赤湯温泉のコースも好きです。ところで、鎖場って、ありましたっけ。
今回の記録を拝見して、記憶薄れる岩菅山を歩きたいなあと思いました。ありがとうございます。
やぶ、いかがでしたか(笑)
なんと、スタートもゴールも似た様な時間帯ですから、ひょっとしたらお会いしてたかもしれませんね
アケボノシュスランが狙いの花でしたか
下調べ不足でこのコースに咲いてるとは全く存じ上げず、恥ずかしながら、登りで拝見した際はミヤマウズラみたいなこの花は何だろう・・・と思ってましたが、下山後にやっと思い出しました
群生箇所に踏み跡多数でしたが、アケボノシュスランと存じ上げてませんでしたし、ぬかるんでたので撮影はパスしてしまいました〜、残念!!
あいにく雲の多い天気で残念でしたが、色付き始めた黄色い湿原がとっても素敵でしたし、北アルプスが見えてよかったですね
お疲れ様でした〜
予定通り行ってこられたのですね。無事に本格的に復帰されてよかったです。
まず、びっくりしたのは、やはりアケボノシュスラン。
山道脇にこんなに咲いているとは…
結構じっくり二人で見ていったので先週は咲いていなかったかもしれません。見逃したのかもしれませんが😅
皆さん話されてますが、反対側とは植生がそれほど違うのですね。不思議です。
ウメバチソウも大きかったですよね。立派なのでびっくりでした。
草紅葉も少し始まっているとのこと。一週間違うとかなり状況が違いますね。
見晴らしも遠くの山まで見えていたようで羨ましいです😊でも、土地勘がないので、見えていても山座同定ができたかはあやしいところです笑。
これから涼しくなって、また違う花が咲きだして楽しみですよね😊
まだ完全復帰とまではいかなかったようですが、また一歩前進されたようで何よりです。
目的の3つのお花にもタイミング良く逢えて良かったですね😃
苗場山、チャンスが無くて行けてないですが、秡川ルートでと思ってましたが、小赤沢ルートに完全に傾きました(*^^*)
7月辺りもお花多いのでしょうね。
ただ急登、鎖場があるのはちょっと悩みます。帰りに小赤沢の赤く変色する温泉にも入ってみたいです。ここはもう秋山郷だったのですね。
ほんとうに秋の夜長に地図見ながら計画練るのも楽しいですね。つい夜更かししちゃいます。
情報参考になりました。ありがとうございました。
さてさて苗場山、登山の達成感を得るなら間違いなく祓川ルートでしょうが、秋口に花を見るなら間違いなく小赤沢ルートでしょうね。初夏の状態は分かりませんが、イワカガミ、イワナシ、ショウジョウバカマ、ツバメオモトなどの葉っぱや実はたくさんありましたので見応えはあるかと思います。
急登はせいぜい1時間くらいだし、鎖場も落ちたら奈落ってところは少ないです。噂に聞く剱岳とか火打山などの岩場よりはずっと簡単だと思います。秋山郷は唸る温泉がいくつかあるし、川原に湧く切明温泉も気になるところ。ただ祓川ルートも初夏の花は多そうだし、どちらか悩みそうですね。
秋の夜長の山行計画、高い山は順番にプロフェッショナル限定になっていきますが、紅葉や温泉目当ての山なら初冬まではいけるし、秋山郷や近くの信越トレイル、美人林などブナの森は晩秋が最適期です。コロナ明けで宿は値上がり&混雑するでしょうが、山旅の計画は考えるだけで楽しいですね。
無事に行ってこられたんですね!お疲れ様でした😊
1週間違うだけなのに確実に秋の雰囲気が漂います。
分厚い白い夏雲はなくなり、秋の澄んだ空気で北アルプスや白馬三山まで😳!
行ったことのある山や、行ってみたい憧れの山を見ながら、
思い出話をしたり、今後の山行計画を話したりする時間が好きです♡
アケボノシュスラン、そんなに咲いていたのなら、一株くらい先週でも咲いてたと思うので完全に見落としだなあ😭泥濘に気を取られて下ばっかり見ていたあの区間かなあ〜?燧ケ岳の見晴新道を思い出しながら必死に歩いていたからだとしても、葉っぱさえ気づかないのは、まだまだ勉強不足ですね。わたしにお花のことを色々教えてくださる山友さんから、花は葉っぱで見つけるように教わったのになあ🤣
関西ではまだまだ咲きそうにないので、見つけたらまたご紹介したいと思います。関西では希少なお花なので、いつも盗掘の危機に晒されてる健気なお花です。ピンクと白があるので両方楽しみです♪
本格復帰!苗場山登頂お疲れさまでした。
私が歩く山域とは違う植生に興味深く拝見させて頂きました。
特に避けているわけではありませんが
何故か新潟や北信越の山行が少ないんですよね。
アケボノシュスラン、オオシラヒゲソウ初めて見ました。
オオシラヒゲソウの髭、不思議です。
あの形状になったのも理由があるんですよね。
高層湿原も少し色づいてきたようですね。
暑い暑いと言いながらも
植物や高い空が秋を感じられるようになりました。
先日の赤城山も風が吹くと過ごしやすかったです😙
過去、同じ小赤沢から苗場山へ行きましたが展望、お花、こんなに無かった、そうです、帰りは雨でした。。
お花をよく知らない私でさえ
オオシラヒゲソウ
写真を見ていて手が目が止まりました。
いったい誰が創ったのでしょうねぇ、
限りなく宇宙ですわ。、
苗場山、そうでしたか、秋でしたか、
秋山郷なだけに(  ̄▽ ̄)。
津南、
冬になると必ずニュースに出るほどの豪雪地帯が暑いなんて。
懐かしい津南、今でも『津南』印のミネラルウォーターを見かけると苗場山を思い出します。
長岡も暑くてたいへんだったと聞いています。
おつかれさまでした、
高層湿原の写真、ステキでした!!
こんばんは😄
ほぼほぼ回復に近いのでは?ないですか^o^
タイトル写真の池塘とその奥の峰々、
苗場山が如何に平たいかが伺え知れますね。
スキーを始めて間もない頃、雪不足のシーズンが続いて、でも津南❓のスキー場は積雪量が半端なかった記憶があります。
雪が多い、つまり豊富なお水。
そう人にも植物にも多くの水が必要なんですねー。
温泉も鄙びた感が半端なく落ち着きます。
凄く遠回りですけどもう一度行ってみたいです
アケボノシュスランやシラヒゲソウ、苗場の小赤沢で見られるんですか!!
知りませんでした。
秋の苗場と言うと山頂の草紅葉に目が行ってしまい、草紅葉のちょっと前のこの時期もいいんですね!
小赤沢からの苗場は気になっているので、来年あたりに花目当てで狙ってみようと思います。
お疲れさまでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する