社山と半月山
- GPS
- 07:10
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,346m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:03
天候 | 晴れ 社山周辺は弱風・強風。その他は微風・弱風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
凍結や積雪はなく滑り止めは不要だった。 |
写真
感想
歌ヶ浜の駐車場には5時過ぎに到着。いろは坂に凍結はなく夏タイヤでも問題はなかったが、そろそろいつ凍っても不思議ではない時期になってきた。到着時の気温は2度と、この時期この時間の平年並みの気温と思うが、風が強くて車外に出るととても寒く感じた。トイレと食事その他準備を済ませて5:43にヘッドライトを点灯して歩き出すもやはり寒い。風が冷たくてたまらない。秋ではなく一気に冬になった印象。体もまだ寒さに慣れていない。最初は車道を歩くので標高はほとんど上がらないし、湖岸の遊歩道に入っても歩き易いのは助かるが標高は上がらないので体は暖まらず、何より湖から吹き付けてくる風が冷たくて震える寒さだった。フリースを着て防寒していたがどうしようもないので、レインウェアを出し防風をすることでようやく寒さはひと段落できた。最初から面倒がらずに着ていればよかった。1時間ほど湖岸を歩いたらようやく登りにかかる。樹林帯にも入ったので寒風からも逃れられた。少し登って阿世潟峠到着。稜線に出たらまた風が出てきて体が冷えた。今日は風との戦いになりそう。峠で水飲み休憩の後行動再開、社山を目指す。この先は右手側が開けている箇所が多く、中禅寺湖や男体山がよく見えた。天気は快晴の青空だが所々で風が強く、フリースを着たままでちょうど良い。場所によってはレインジャケットがないと寒くて仕方ない。グローブも夏用ではなく冬用の暖かいフリースグローブを身に付ける。登りになれば通常レインは暑くて着ていられないが、今日に限っては強風で体温が下がるため、色々着ていないと寒くて仕方ない。登山道には凍結や積雪はなかったが、場所によっては霜柱がびっしり降りていた。気温が上がれば溶けてなくなるだろうが、その頃にはドロドロの登山道となりそうだった。展望が良いのでその点は楽しいのだが、如何せん風が強い。標高を上げて社山の山頂に近付くと風は更に強まり、レインを着ていても寒く感じるほどだった。ここまで誰も見掛けずに歩いて来たが、風が強くてハイキングを見合わせた人が多かったのかもしれない。社山の山頂には7:57に到着。風が抜けてとても寒いので、少し先に進んで樹林帯で休憩する。Zさんも少し遅れて到着。樹林はあったものの風が抜けて寒く、休んだ気にならなかった。今日は予定ではこの先の黒檜山山まで行き千手ヶ浜に降りる予定だったが、この先は吹きさらしになる箇所も多く、強い風の中寒さに耐えて進む気になれなかった。低体温の心配もしなければならない。社山から少し先に進んだところでこれ以上進むことは断念。引き返して半月山へ向かい周回コースに変更することにした。
転進となれば行動は早い。相変わらず社山山頂付近は風が冷たく寒くて仕方ないのでさっさと通過。少し標高が下がると落ち着ける場所もあるので、そんなところではのんびり写真など撮りつつ進む。登りで霜柱が見られたところは、軒並み溶け始めていたい。再び阿世潟峠を過ぎ半月山へ登り返す。社山もそうだが、この稜線の山は水平距離は短いものの垂直方向が長く、急激に標高を上げることになる。風は強いし寒いので暑くなることはないが、楽ではない登りだった。社山付近と同様相変わらず誰もいない無人の登山道を進み、10:10に半月山展望台に到着。無人。男体山の他、女峰山もよく見えた。紅葉シーズンの週末であれば恐らく多くの人で賑わうのだろうが、今日は誰もいなかったし、我々が座って休憩していた間も誰も訪れることはなかった。展望台も風は強かったが、日差しが暖かく防風していれば寒さはあまり感じずに済んだ。休憩後は半月山へ登る。樹林に囲まれた展望のない山頂なので、写真も撮らずに素通り。その後何度か車道を交差しつつ距離を伸ばす。ここまで来ると強風の影響を受けづらいのか、それとも強風が収まってきたのか、あまり風を感じることなく進むことができるようになってきた。展望台も何箇所かあるので、止まって座って休みつつ進む。最後の展望台の後は茶ノ木平へ向けて登り。今日はアップダウンが多いコースなので、最後のほうは案外登りが辛い。車道や林道歩きも多いのでは楽な印象はあるが、実際に歩いてみると登り甲斐があるコースだ。トレーニングには良いかもしれない。茶ノ木平付近は雰囲気の良いトレイル。紅葉シーズンなら多くの人がいそうだが、今日はやはり誰もいなかった。茶ノ木平から下り始めると周回コースも終盤。落ち葉が厚く堆積しているところもあったが、特に問題なく進めた。今日は終日ほぼ人に会わず、熊鈴をチリチリ鳴らしながら歩いたが、最後車道に出るところでザックに仕舞う。さすがに車道では不要だろう。観光客の多い中禅寺湖沿いの道を歩き12:46に駐車場に到着。朝はガラガラだったが、この時間は思ったよりもクルマは駐まっていた。でも相変わらず風が抜けて寒く、今日は一日風に吹かれた日となった。
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