記録ID: 845035
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積雪期ピークハント/縦走
東北
消雪に泣いた「苧巻岳」(敗退記)
2016年04月10日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.7km
- 登り
- 364m
- 下り
- 358m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:20
6:50
60分
スタート地点
7:50
8:00
30分
第1小ピーク(510M)
8:30
30分
第2小ピーク(570M)
9:00
9:10
20分
第3小ピーク(620M)
9:30
20分
第4小ピーク(P660)
9:50
10:30
80分
第5小ピーク(650M、最終地点)
11:50
10分
第2小ピーク
12:00
12:10
60分
第1小ピーク
13:10
ゴール地点
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1.登山路は有りません。 2.8割方消雪、消雪尾根は激薮が続きます。 3.急斜面の残雪箇所があります。 4.藪にヤマダニが出ています。 |
写真
(鋭峰2本)
660Mピーク東端に戻る。奥会津尖峰四兄弟*の「蒲生岳」(828.0M)(左)と「鷲が倉山」(918.4M)を望む。
(*他に柴倉山/871.1Mと笠倉山/993.7Mを加えた独断の呼称デス)
660Mピーク東端に戻る。奥会津尖峰四兄弟*の「蒲生岳」(828.0M)(左)と「鷲が倉山」(918.4M)を望む。
(*他に柴倉山/871.1Mと笠倉山/993.7Mを加えた独断の呼称デス)
装備
個人装備 |
アイゼン&ピッケル
|
---|
感想
(無様な敗退記です。興味の無い方はパスして下さい。)
1.残雪を求め前夜新潟県(兎ヶ倉山)から福島県奥会津の只見へ入った。冠
雪期に優美なピークを見せるスラブ「苧巻岳」(おまきだけ、
909.7M)に挑戦するためである。(なお只見町には田子倉ダムの北方
に同名の山/824.3m がもう一つ有ります。)
2.ところが早朝現地に到着すると、ここも極端な少雪。当然薮の露出が予想
されるが、はるばるの遠征で引き返す気分にもなれず、駄目元で岩尾根の
末端に取り付いた。
3.尾根に上がると予想通りの激薮で残雪箇所はほんの僅かしかなく、駄目元
とは言え全行程の半分程度で早々に時間切れ敗退が濃厚となってしまっ
た。
4.十分なルートの事前分析もせず、安易に地形図だけで緩やかな尾根筋を結
んだことが災いとなった。
5.苧巻は遠かった。しかし、イワウチワやカタクリ等の山花が消沈気分を
癒し来年以降のリベンジを駆り立ててくれた。
6.反省と収穫のあった一日、これで私の今シーズンの残雪藪山も終わった。
明日はスノータイヤの交換だ。
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コメント
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毛猛山塊の繋がりですから、同じように激藪なんですね。私は、蒲生岳も登ってないんです。蒲生岳には登ってみたいですね。会津のマッターホルンの一つですから。
”アズマイチゲ”は、コバイモですね。新潟ではコシノコバイもです。園芸種だと思いますが、家にもありますのでこれは自信が有ります。
ほんと今年は少雪でしたね。大段山も雪が有るのは上部だけでしたから。まだ頑張れるとは思いますが、激藪の山は厳しい山行になるでしょうね。
ではまた。
こんにちわ
可成りの激薮でした。尾根上の”けものみち”も見えませんでした。藪山は残雪の有無で世界は激変しますね。時間も全く計れなくなります。それでも今回は新緑前で助かりました。
会津の”マッターホルン”は晴天時に是非お出で下さい。奥会津の主要ピーク一望です。
コシノコバイモ、有り難うございました。初めて知りました。
今シーズンは色々アドヴァイス戴きありがとうございました。
何時の日か遭遇出来ればいいですね。
登山道の無い山、激しい藪とアップダウン・・二つの山を堪能させていただきました。拝見していると、当方の歩く山域はブナ林が多い優しい山だな・・と思ってしまいます。
大変お疲れさまでした。今季は終了ですか。
休みが確保できたら、会津のマッターホルンには出かけてみたいですね。
kamadamさん、こんにちわ ご無沙汰です。
コメントありがとうございます。今シーズンは豪雪地帯の奥会津も少雪で、毎年楽しんでいる道無き山への残雪登山も思いに任せませんでした。
ブナの樹林帯は奥会津でも戦後林業の時代変化(木炭需要の減少、杉の植林等)であまり残っていません。ブナの自然涵養力の大きさを知れば、どれ程損失が大きいことか解りますね。その点未だブナの森が多く残る東北の山々を歩かれているkamadam さんはある意味幸せで羨ましいです。
東偏積雪で削られたスラブの山が多い奥会津は無雪期も独特の雰囲気があります。蒲生岳等鋭いピークを持つ山も林立していますので、ぜひまたお訪ね下さい。幾つか渋い温泉宿もあります。
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