折立から薬師沢小屋 往復(残念な北アルプスだった)


- GPS
- 13:39
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 1,922m
- 下り
- 1,922m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:01
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 8:44
26日 折立から11時までに太郎平に着けば 荷物をデポして薬師岳または北ノ俣岳を往復し 薬師沢小屋へ下る
27日 薬師沢小屋から雲ノ平を経てワリモ岳と鷲羽岳へ行って水晶小屋
28日 水晶小屋から水晶岳を往復して薬師沢小屋
29日 薬師沢小屋から折立に戻る
であったが・・・・ 26日夕方からの強い雨と 日付が変わってからの雷雨にほとんど眠れず 27日4時過ぎの小屋が揺れるほどの雷には本当に驚いた 明るくなってから薬師沢や滝の水量の凄さに圧倒された(小屋の方から “有峰林道閉鎖中” を聞いて やはりすごい雨だったと実感 一日で180㎜降ったらしい)
帰って28・29日の天気予報を見ると 薬師岳方面は曇のち雨の予報(雷雨の恐れあり)なので 計画を変更したことは正しいかったと思う
天候 | 雨と曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
有峰林道は 往路(26日) 亀谷口から折立 復路(28日) 27日通行止めのため 有峰ハウス(泊)から東谷口 林道は往復で1,900円 土砂崩れ等の対応が素早くて 必要な金額と実感 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 一日中雨 三角点から太郎平まで 道に水の流れができていた 太郎平から薬師沢小屋まで 最初の下り坂は沢のように 第一徒渉点からの木道は 濡れて滑る(長かった) 2日目 朝6時頃に前夜からの豪雨は止んだ(小屋で有峰林道が通行止めだと聞かされる) 第一徒渉点まで 木道の一部や沢が増水していたが問題なし 太郎平の前後の登り下りの道も問題なし |
その他周辺情報 | 前日(25日)折立へ間に合わず 亀谷温泉の白樺ハイツに素泊まり(一人5,700円) (27日)有峰林道通行止めのため 有峰ハウスに二食付きで泊まり(一人7,500円) ※どちらもトップシーズンで1,000円増しだが お得! |
写真
感想
初めての北アルプス(ではなかった 20年以上前に白馬岳や昨年剱岳に行っていた 恥ずかしい) 天気も27日からは良くなるという予報を信じ 勇んで臨んだ
25日 東谷口のゲート閉鎖に間に合いそうもないので 林道で一番近い亀谷温泉に宿を確保する(午後6時を過ぎていたので 素泊まりで予約 この時新島々辺り 雨は降っていない) 順調だった41号線から県道65号線に入ると 道が入り組んでいて分かりづらい(カーナビが壊れており スマホのGマップで誘導)何とか宿についたのが午後8時半(7時間半の運転をした國ちゃんに感謝)風呂に入って小宴会で 10時には消灯
26日 朝食を済ませ 車で1分の有峰林道の亀谷入口へ ゲートが開く6時の7分前で2番 平日だから少ないのだろう(雲ってはいるが雨は降っていない)50分ほどで折立駐車場へ 路肩に止まっている車もあったが 空きは十数台分あった。7時には歩きだす(雨が降り出し最初からレインスーツ着用)薬師岳か北ノ俣岳に寄りたいので先に行かせてもらう(二人はどちらも既に登っているので行かないと言う) 10時10分には太郎平小屋に着いたが 雨と濃霧で100m先も見えない。帰りにもチャンスがあるかと思い 手近な太郎山に行ってみる(今回 ピークを踏んだんのはここだけだった) 太郎小屋に戻って しばし待てど 相棒達は来ないし 寒くなってきたので 薬師沢小屋に出発した。最初の下りはかなり水が流れていて気を遣い また 第一徒渉点からの木道は 滑りやすいのでゆっくり小股で歩くようにした。薬師沢小屋に着い時には雨と汗で下着からザックまで濡れていた(乾燥室に ザックや靴をほとんどの人が入れていた 中には男性用パ○ツまで干してあった)相棒達は4時半に到着(のんびりし過ぎだろう) 夕食(5時) 軽い呑み会後 8時就寝(毛布だけでも暑かった)
27日 雨は前夜から強くなったりしていたが 午前1時ごろから盛んに雷が鳴りだして 窓の外がときどき白く光った(窓際に寝ていた)4時過ぎには 近くに落ちたのか小屋が揺れた。4時半には電灯もついて 相棒達も起き 外の様子を窺いながら今後のことを相談する。昨日の疲れもあり”水晶小屋へ行くのは無理だろう” ”雲ノ平山荘なら行ける。そこから水晶へ” ”先の天気も心配だから太郎平小屋から薬師岳を目ざそう” ”帰ろう。また来よう” おいおいと思い ”とりあえず太郎平小屋まで行こう。そこで決めよう”と話をまとめる。起きたときには小屋からどこにも行けない状況だったが、朝食(5時)後は雨も小降りになり 太郎平にも行けると言うので7時過ぎには出発。木道を滑らないようにゆっくり歩いていたら 全員の太郎平小屋到着が11時過ぎで ”予報では今晩も雷雨らしい”と聞いてからは もうほとんど帰る気持ちになった。昼食をとりながら林道の情報収集をしていると 有難いことに親切な方がネットで調べてくれた(土砂崩れが数か所あり 今日一日は林道全線が通行止め とのこと)でも 何とかなるだろうと のんびり昼食をとって 折立へ出発。 途中名残を惜しむように時々見える薬師岳や花の写真をとりながら またまたのんびりと下る(途中 十数人の方とすれ違う 雨の様子を見て出発したらしい)登山口に着くと雨が降り出して これで良かったんだなあと思った。雷雨の中 テント泊はやだなあと話し合っていると 林道関係者の方が ”有峰ハウスの宿泊予定者が来られないので 泊まれるかも知れない” と教えてくれて 連絡までしてくれた(後で考えると 有料の林道が通れずに足止めされているのだから当然のことだと思うが この時は神様仏様に思えた)有峰ハウスでは親切丁ねいな対応で 夕食もビールも美味しくいただき 雷雨の心配もせず布団で寝られたことは 本当に嬉しいことと感じた
28日 朝食後 真っ直ぐ帰路につく(曇っているが雨が降り出す気配はない) 双葉SAでソースカツ丼を食べ 満足して帰宅した(味噌汁が お吸い物になっていたのにはちょっとがっかり)
一人で運転をしてくれた國ちゃん リーダーの晴さんに 感謝感謝
再挑戦しようね
atuyaさん、はじめまして。おはようございます。
26日から27日にかけては、富山の平野部も、大雨、道路冠水、家屋浸水、河川氾濫の危険で避難騒ぎやらで、この時期一番というほどのひどい天候でした。
長丁場で、エスケープルートも限られる山域、さぞや気を使われたかと思います。
でも、黒部川源流部は、すばらしい展望と可憐な花々が彩る、何度も訪れたくなる魅力ある山域です。
これに懲りずに、またぜひ、足をお運びください。
とにもかくにも、けがもなくご帰還、皆さん、お疲れさまでした。
ありがとうございます
登りがいのありそうな山ばかりで 今から次の機会を楽しみにしています
意外に富山は近い(新幹線ばかりでなく車でも)のにもビックリです
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