米子大瀑布から小根子岳
- GPS
- 07:22
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,223m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 7:18
天候 | 曇り、時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ぬかるみと枯れ葉や倒れた笹に隠れた滑る石に注意が必要です |
その他周辺情報 | トイレは駐車場と鉱山跡地に(ペーパーもあり)。 ポストは駐車場に。携帯が届きにくい地域ですの表示もありました。 温泉はICとのルート上に湯っくランド。ジェラート屋さん完備。 |
写真
感想
今回はドライブレコーダーの映像をいつものタイムラプスビデオに加えて作ってみました。よろしかったらご覧ください。
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有名な米子大瀑布に以前から行ってみたかったのですが、真田丸でますます有名に。来週から、紅葉期でマイカー規制のため、今週行ってみました。oinokuraさんのレポを参考にさせていただきました。
ICからしばらくして、林道に入っていくと、ガスでなかなか早く走れない状態です。道の脇にはハト、キジ、猿がいました。米子大瀑布駐車場には2台いただけで空いてました。見上げると、高い崖が周囲を取り巻いてました。携帯が圏外で、ポストに登山届を出して出発。
米子大瀑布を反時計回りで、不動尊奥の院、不動滝と進みます。沢は水が多く、橋を渡りながら滝をいくつも見ました。遊歩道なのに、霧に包まれてうっそうとして、いい雰囲気。奥の院をお参りして、不動滝へ。
奥の院を右へ、石碑が並ぶ前を右奥へと進む。権現滝との分岐を右へ。ベストビューポイントの、表示。更に滝の近く、霧の中を落ちる不動滝。こんなに近くでも、轟音がないのが、女滝の由縁。滝壺がない。不思議な場所。
続いて権現滝へ。権現滝ベストビューポイントは、整備された、階段の途中。しかし、全く見えず轟音ばかりがきこえています。急階段を下りて行くと、奥の院に戻りました。右へと、鉱山跡へ。渓谷沿いに、幾つもの滝があり、大滝が無くても楽しいコース。
急に広い場所。鉱山跡についた模様。道も林道。米子大瀑布の大標識あるも滝はやはり霧の中。鉱山跡の高台へ上がる。トイレと、山の神。有名な場所ながら、谷の向こうの大瀑布は霧の中でした。トレイルランの方が来て、小根子岳への道はなかなかいいですよ。今日は霧で残念ですね、晴れるといいんですけどね。などと話していた。
山の神の石垣にリスが。残念、写真には収まらず。
後ろを振り向くと、急に霧が薄くなり、権現滝の上部が。不動滝も一瞬、霧の中を落ちる姿。これが、最初で最期の滝の展望。ガスの日は、米子大瀑布はお勧めできませんね。
山の神を拝んで、右へ。そこにが登山口。少し下る。岩に硫黄なのか黄色い粒が。橋を渡って、間も無く、浦倉山・根子岳分岐。
分岐を過ぎて、沢に出る。幅の狭い橋、一人づつ渡れの指示あり。滝が間近で、立ち止まって写真を撮りたくなります。この後は、地図にもある急登。道もぬかるみ、滑りやすくなっているものの、整備はされてます。
しばらく登ると、日が差し、青空が広がってきました。急登を登りきると、笹とダケカンバがどこまでも広がる明るい林。歩きやすい道。別世界が広がってました。
林の中で、立って休みながら、セブンの4個入りくるみパンで、腹ごしらえ。笹の中に、高さ20cmはあろうかという大キノコ発見!
木々の間に、多分これから登ると思われる峰。かなりの高低差にちょっとビビる。
噂の、リュックサック2つを過ぎ、熊よけの大声を出すと、短くこだまが帰ってくる。ぐるりと崖に囲まれているせいか。なお、急にぬかるみがかなり深い部分あり、窪地は注意。
少し下って、小さく沢を横切ると、急登の始まり。どこまで続くのと音を上げたくなりたくなるころ、木々がときれて、特徴的な大岩のザレ岩が見えます。青空をバックに美しい。
ザレ岩からは眼下に今来た蛇行する笹の中の道、ダケカンバの大きな林、右方向に根子岳山頂が。ただ、四阿山はガスの中。避難小屋ルートとの分岐はすぐ。
小根子岳は左ですが、右の小根子岳北肩へ。須坂市街が見え、雲がなければ、北信の山々が全部見えそうな展望台です。
避難小屋ルートから登られた、魚沼の40人ほどのパーティが到着。いままで、鉱山跡以来誰とも会わなかったので、急に賑やかに。
ゆっくり展望を楽しんだ後、雲が心配な山頂方向へ。笹薮の道。まばらな潅木。高原らしい道。雨でならされた土に蹄の跡。カモシカかな?
小根子岳山頂に出ると、菅平が眼下に。いい景色。遠望は利きませんが、牧場やスキー場が気持ち良く見える。肩でやめようかとも思いましたが、来てよかった。
肩で休んでいた、先の集団が米子大瀑布方向へと下っていきます。菅平方向へ、根子岳山頂から下っていく肩も数名。小根子岳には寄らないようです。
笹と、雲と、峰々のコラボ。最近始めたタイムラプラスにちょうどいいです。ご飯を食べながら、撮影。三脚がちょっと重いですが後で楽しめます。
一瞬ですが、白馬も見え、北の方は日本海も見えるのではと思うほどの青空。名残惜しいが帰ります。
米子方面から、一人登ってきます。白馬がまた見えたので、立ち休み。
帰りに温泉で汗を流したいので小根子岳北肩はもう寄らずにトットと下ります。登りはうんざりした林の急登や、どこまで続きそうな気持ちいい林の道も、割とすぐに終わって。
でも、谷への下りは、葉っぱや刈られた笹に隠された岩がすべり、ちょっと慎重に。だいぶペースが落ちます。
鉄パイプの橋も登りより高度感を感じます。まだ、乾かない北の斜面をゆっくりと下り、小瀑布の橋を渡ると、間もなく浦倉山との分岐。
鉱山跡へと少し登って戻る。最後に、大瀑布の絶景を期待しましたがガスは晴れそうもなく、ドローン発着地の東屋の展望台では、ガスの晴れるのを待つ数組の方々がいましたが、我々は早々に諦めて遊歩道を下ります。
小 根子岳からは東屋がみえたのですから、あのときは滝も見えていたはずなのに。ちょっと、山頂で景色に見とれ過ぎました。
駐車場まで、30分の表示。遊歩道だから楽かなと思いましたが、疲れた足には、案外タフな道でした。
駐車場ではおばさんが、笑顔で「お帰り」と迎えつつ、店じまいをしてました。湯っくランドの割引券をいただき、出発。来るときと違って、ガスがないと運転しやすい。
対岸の崖も中々絶景です。道が狭いので、3時過ぎでもまだ登ってくる対向車には注意。湯っくランドは、須坂ICへのほぼルート上で便利です。割引券で大人600円が500円で利用できました。初めて使わせていただきましたが、幾つもの湯船、サウナも充実して、特にジェット系が疲れた足に程よいマッサージとなりました。
お風呂を出てくると、目の前にはジェラートの店。日曜日はダブルの料金でトリプルが食べられるトリプルデーだそうです。小布施牛乳、黒ごま、ラムレーズンにしました。350円。相方は小布施牛乳、ラムプルーン、ナガノパープルに。
滝が見えなかったのが心残りですが、小根子岳からの絶景と湯っくランドのお風呂とジェラートに十分満足した山行となりました。
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