アイガー北壁 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ベンノ・フュルマン ほか, フィリップ・シュテルツ |
稼働時間 | 2 時間 7 分 |
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商品の説明
【ストーリー】
ベルリン・オリンピック開幕直前の1936年夏。ナチス政府は国家の優位性を世界に誇示するため、アルプスの名峰アイガー北壁のドイツ人初登頂を強く望み、成功者にはオリンピック金メダルの授与を約束していた。山岳猟兵のトニー(ベンノ・フュルマン)とアンディ(フロリアン・ルーカス)は、難攻不落の山を次々と踏破し、優秀な登山家として知られ始めていた。2人は世間の盛り上がりに戸惑いながらも、《殺人の壁》と恐れられていたアイガー北壁への挑戦を決意する。
麓には、初登頂を目指す各国からの登山家や、世紀の瞬間を見届けようという報道関係者や見物客が集まってきていた。その中にはトニーのかつての恋人で、新聞記者をしているルイーゼ(ヨハンナ・ヴォカレク)の姿もあった。天候を待つこと数日。ある晩、トニーとアンディは北壁への登攀(とうはん)を開始する。彼らのすぐ後をオーストリア隊が追い、4人は快調に高度を上げていくが、メンバーの負傷や急な悪天候に見舞われ、彼らは想像を絶する状況へと追い込まれていく……。
【キャスト】
ベンノ・フュルマン フロリアン・ルーカス ヨハンナ・ヴォカレク
ウルリッヒ・トゥクール ジーモン・シュヴァルツ ゲオルク・フリードリヒ
【スタッフ】
監督・脚本:フィリップ・シュテルツェル
撮影:コーリャ・ブラント
脚本:クリストフ・ジルバー ルーペルト・ヘニング フィリップ・シュテルツェル
ヨハネス・ナーバー
製作:ドイツ・オーストリア・スイス合作
後援:ドイツ連邦共和国大使館 オーストリア大使館 スイス大使館
【公開日】
2010年3月公開
【コピーライト】
©2008 Dor Film-West, MedienKontor Movie, Dor Film, Triluna Film, Bayerischer Rundfunk, ARD/Degeto, Schweizer Fernsehen, SRG SSR idee suisse, Majestic Filmproduktion, Lunaris Film- und Fernsehproduktion All rights reserved
【スペック】 ◆スタッフ・キャストインタビュー
◆メイキング オブ アイガー北壁
◆バーチャルエフェクト(※音声はありません)
◆予告編(ドイツヴァージョン)
◆予告編(日本ヴァージョン)
DSTD03267/4,700円(税込4,935円)/本編127分/COLOR/片面2層/
1.主音声:ドルビー5.1ch/サブピクチャー:日本語/16:9LB(シネスコ)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.4 cm; 99.79 g
- EAN : 4988101152421
- 監督 : フィリップ・シュテルツ
- メディア形式 : 色, ドルビー, 字幕付き, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 7 分
- 発売日 : 2010/9/21
- 出演 : ベンノ・フュルマン ほか
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- ASIN : B003OPXG04
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 104,124位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 9,933位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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厳しいシーンも多いですが、アイガー北壁のリアルが伝わってきます。
そんな背景がこの映画には映っています。
ところで、その上長にトニーは、「先任曹長殿」と、直立不動の姿勢で上申しましたが、その先任曹長の両肩の肩章は、星のないシンプルなUnteroffizierでした。つまり下士官の最下級の肩章なのです。先任曹長でしたら、StabsfeldwebelかOberfeldwebel若しくはFeldwebelの肩章を付けていなければならない筈です。そのあたり、簡略化してそこまで指摘する者はいないだろうと映画製作者が判断したのでしょうか?
トニーとアンディの登山技術は当時のドイツにおいて誰もが一目を置くほどの力量であった筈で、それはドイツ山岳猟兵でも第一級の腕前であったことでしょう。ですが、アンディの休暇願いがなんの目的であったか「時計を持ち合わせていなかった」と言うほど山登りに熱中していたあまり、兵舎の門限に遅れて、罰としてトイレ掃除をさせられたことからもすぐに悟った先任曹長は、彼らの休暇願いをにべもなく断りました。
ドイツ国防軍所属の山岳猟兵は、政治(ナチス)とは、一線を課していたのでしょうか。当時の国防軍のナチスに対する抵抗が見え隠れします。
もし、トニーとアンディが、ヒトラー護衛の親衛隊か突撃隊所属だったら彼らはヒーローとして喜んでアイガー北壁登攀に送り出してくれていたのではないでしょうか?そうなると、もっと違った条件で北壁に挑んでことでしょう。
そして、結局トニーとアンディは、休暇を貰えたのでしょうか?兵舎を出る際に当番兵に「ハイルヒトラー」と叫ばれた時に、アンディが「あばよ!」と一言漏らしたので、除隊したように思えたのですが、当時のドイツは再軍備で一般市民から広く徴兵した時代背景で除隊など出来たのでしょうか?
また、汽車賃を節約する為にトニーとアンディは、700キロの道のりを装備と食料をリヤカーに積んで自転車で引っ張ってアイガーの麓まで行きました。その700キロというとてつもない距離を「たった、700キロだものな」と言いながら、自分たちの足でペダルを漕ぐだけでも「凄い」と絶賛するのに、アイガーの麓からこれからまさに登ろうとするその強靭な体力と技術に精神力は並大抵のものではありません。
それに食事が質素で、現地のアイガーの麓でテントを張った時の初日のメニューが麦スープと質素ですが、次の日のメニューも麦スープと聞いたアンディは、それならば荷物を担ぎ上ると、がっかりした表情がなんとも切なく感じました。
それにしても、当時は落石が起きる危険性は十分承知していた筈ですが、当時はまだ登攀にヘルメットを被って登ることをしていなかったことは以外でした。
そして何よりもヴィリーが落石で致命的な怪我を頭に負って傷が化膿して意識が朦朧とし、それが原因で足場を踏み外し、後続のエディーを巻き添えにして空中に墜落するシーンは、目を覆いたくなります。それに、ヴィリーが転落と同時に岩に足を挟まれて痛みで絶叫するシーンもゾッとします。
更に、ヴィリーの瀕死の重傷により彼をザイルで下ろそうと試みますが、天気が急変して雪交じりの嵐と季節外れの寒さが彼らの下山を困難にします。そして、落石を伴った雪崩が彼らを襲い、ザイルで何とか奈落の底には落ちないで済んだものの、トニーが確保しているハーケンが2人分の重みに耐えかねてハーケンが抜け落ちようとします。ハーケンが抜けると確保しているトニーもろとも垂直の壁から麓まで一気に落ちて死が手招きしています。その時、トニーが声をからして叫びます。ザイルで中吊りになったアンディがプルージックでメインザイルをよじ登って行きますが、このままだとハーケンが抜けることを悟ったアンディは、ポケットからナイフを出してそのメインザイルを切断して自分とヴィリーの2人は「生きろよ」と囁きながら真っ逆さまに北壁から一気に麓に消えて行きます。その時、トニーは友人のアンディを失った深い悲しみの声を枯らして泣き叫ぶのが悲壮感を抱きます。
1本のザイルに命を預ける男と男の友情と絆が見ものです。
同じ題材の作品もありますが、この作品に大きな好感を持ちました。一度は、見るべき作品の1つです。
しかし、クライネシャイデックとアイガーの懐かしい風景に喜んだのも束の間、この映画が映し出すアイガーのもう1つの顔「人食い山」の恐ろしさに、別の意味で引き込まれていきました。
夏でありながら、腕が凍って曲がらなくなってしまうほど過酷な猛吹雪の恐ろしさ。素晴らしい迫力の映像美です。
ドイツ隊の2人は、オーストリア隊を見捨てて登頂を目指していれば、栄光と生存の両方を得られたかもしれません。
主人公クルツは、オーストリア隊に「なぜお前達は、こんなに俺たちに接近してきたんだ!」と恨み言を言います。オーストリア隊のもう1人は「自分だけで、もう1人を降ろすからいい!」、クルツの相棒も「俺達だけで、上を目指そう!」
しかし、クルツは、ここで一緒に下山しなければ、オーストリア隊の重傷を負った者の命は助からないと悟り、苦渋の決断をします。
しかし、ここから歯車は全て狂い出し、過酷な運命へと繋がっていくのでした。
この悲惨な運命の引き金は、結果的に、やはり1人の命を救うための下山の決意になっています。
でも、オーストリア隊を見捨てていたら、どうだったのでしょう?
別の意味で苦しむことになったかもしれません。
人としての決断、その意味について、考えさせられました。
重い映画です。
他の国からのトップレビュー


Durante la salita lo scalatore Jhon Harlin precipitò a causa della rottura della corda. Il film è consigliato soprattutto se appassionati di alpinismo.


Those who have grown with the Eiger North Face in mind as a great exploit shall share the fear, the cold and the intense days with the actors and actress.
And also an special recognition for the specialists: The action scenes are so hard and so real....
Resuming: A great film, with great actors, great specialists and a great Direction. You'll enyoy it!!!!!

In this regard, North Face is not an exception. The film runs for a whole couple of hours, giving that feeling to you, in this case opposite views on the same political stand.
The only one thing that I would not prefer to see is the wavering camera technique used throughout the film. It is not fully disturbing but at least to me it is somewhat annoying.
Fortunately it does not disrupt the suspenseful third act, so in the end no further harm is done to the audience.
This is, in my opinion, a highly recommended piece of film, especially to those who appreciate non-commercial, alternative productions to current Hollywoodian stereotypes.
A note to foreign buyers: I imported the Blu-Ray edition because the disc is codefree. However, all the extras are encoded in PAL, and will not be viewed in a non-PAL player. If one does not mind not having access to extras, the rest is fine.