スリングとハンカチで作るマスク　（縫製なし）-ヤマレコ

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更新日：2020年04月26日　訪問者数：1225

スリングとハンカチで作るマスク　（縫製なし）

（お願い）
一応自分で考えたのと、軽くグーグル画像検索で類似のものがなさそうなので投稿しましたが、もしかするとこのタイプのマスクは自分が知らなかっただけですでに広く知られているものかもしれません（スリングを使った例はないと思いますが）。もしもよく知られているデザインである場合はお知らせください。

（半分はジョークだと思って読んでください）
ビバーク中に急に鼻がむずむずしたとき、あるいはキャンプの焚き火が不完全燃焼で煙いとき、マスクが手元になくて困ったことはないでしょうか。そういう事態に備えてスリングとハンカチで作るマスクを考えてみました。むろん昨今の使い捨てマスクの品薄に対抗して町用に使うこともできます。ハンカチのデザインを活かした格好良いマスクも作れるのではないでしょうか。

登山自粛中はスリングの出番もないので、使われない山道具の有効活用にもなります。The North Faceハンカチにスリングのマスクで町を歩いていたら、同好の士から声をかけられて、山友達が増えるかも知れません。と思いましたが、社会的距離を保たねばならないうちは友達の輪を広めることはオンラインにとどめざるを得ませんね。

言うまでもないことですが、普段使いならば、わざわざスリングを使わなくても、百均の手芸紐とコードストッパーで作ったほうがずっといいです。ここでは60cm（元の紐の長さはその倍の120cm)にしてスリングと揃えてますが、これは長すぎだと思います。装着には長すぎるくらいのほうが楽ではあるのですが。

半分ジョークとは言うものの、筆者はこのマスクの手芸紐バージョンを実際に毎日使用しております。厚手のタオルハンカチだと息苦しいです。それだけ遮蔽効果はあるということですが、気分悪くなるのでハンカチの生地は適切に選んでください。

山谷にジグザグに折ってそれを貫通するように安全ピンを通せばプリーツスタイルも作れるのではないかと思っていますが、まだ構想段階です。

用意するもの

ハンカチ、1枚
ダイニーマスリング、60cm、2本
コードストッパー、2個、今回輪ゴムで代用。
安全ピン、2個
安全ピンは、ハンカチの裾を織り込むのであればなくても済みます。

スリングにコードストッパーを通します

ここでは輪ゴムを絡めてます。動かすときに、輪ゴムが転がって団子になると。摩擦が強すぎて調節できなくなるので、輪ゴムが転がらないようにつかみながらスリングを調節します。

スリングを置きます

ハンカチのひとに見せる側を下側にして置き、ハンカチの上下にスリングを置きます。写真の上側が鼻側、下側があご側になります。

あご側3分の1を折り込みます

スリングが折り目に沿って置かれ両端から出ます。

鼻側3分の1をあご側の上に重ねるように折り込みます

2本のスリングは、上下の折り目に沿って配置されます。

両端を安全ピンで留めます

目立たなくしたいときは安全ピンが顔側に来るように留めます。この安全ピンははずれ止めのキャップがついていて安心です。安全第一を期すときは、表側から留めます。

この折り方の場合、顔で抑えられるので安全ピンなしでも何とかばらけずにすみます。

完成、そして装着方法

見せる側から見るとこんな感じです。

つけるには、、マスク本体を片手で口に押し付けた後、まず、鼻側のスリングを後頭部に回し、耳に引っ掛けるようにして後頭部でコードストッパーで留めます。次に、あご側のスリングを首の後ろ、襟足くらいの場所で留めます。

メモ

安全ピンを使うとハンカチがばらけないので、左の写真のように縁が表側に出るように折り、ハンカチの縁近くに付いているワンポイントを見せることも出来ます。

また、言うまでもないことですが、普段使いならば、わざわざスリングを使わなくても、百均の手芸紐とコードストッパーで作ったほうがずっといいです。ここでは60cm（元の紐の長さはその倍の120cm)にしてスリングと揃えてますが、これは長すぎだと思います。手芸紐なら惜しくないので長めに作って後で切ります。

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