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Yamareco

記録ID: 1034286
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ハイキング
奥秩父

羅漢寺山 〜年末三日連続富士見2016 承の部〜 B40

2016年12月29日(木) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:43
距離
6.4km
登り
776m
下り
234m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:44
休憩
0:50
合計
3:34
9:48
2
昇仙峡口バス停
9:50
9:50
65
10:55
10:56
18
11:14
11:19
26
11:45
12:25
23
白砂山
12:48
12:49
5
12:54
12:54
12
13:17
13:17
5
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
甲府駅発9:15(山梨交通バス、590円)昇仙峡口バス停着9:44
パノラマ台駅(ロープウェイ、片道650円)仙娥滝駅(オムニバス、600円)昇仙峡口バス停発14:51(山梨交通バス、590円)甲府駅着15:21
コース状況/
危険箇所等
昇仙峡口からの登山道、静かで穏やか。年末ということもあるが、パノラマ台まで、道に迷った二人以外に会わなかった。
白砂山の往復、油断ならない。落葉に隠れた踏み跡を見失い易い。
弥三郎岳山頂付近の一枚岩、雨天時注意が必要。
冬季、甲府からのバスは昇仙峡口まで。
2
冬季、甲府からのバスは昇仙峡口まで。
柵の扉を開け、登山道へ。
1
柵の扉を開け、登山道へ。
一旦車道へ。
向う白砂山。
再び登山道へ。標識あり逸しない。
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再び登山道へ。標識あり逸しない。
急登無く、緩やかに登る。
2
急登無く、緩やかに登る。
伸びやかな道。地籍調査のリボンが揺れる。
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伸びやかな道。地籍調査のリボンが揺れる。
一転、倒木やや多し。
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一転、倒木やや多し。
獅子平分岐。今日は車ピストン組も少なそうだ。この後暫くして、尾根を大きく巻いて行く。
獅子平分岐。今日は車ピストン組も少なそうだ。この後暫くして、尾根を大きく巻いて行く。
白山展望台分岐。期待が高まる。
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白山展望台分岐。期待が高まる。
おおっ、空が広がる。
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おおっ、空が広がる。
ようやく開けた。右から黒富士、太刀岡山、茅ヶ岳。
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ようやく開けた。右から黒富士、太刀岡山、茅ヶ岳。
冠雪成った南アルプス北部が広がる。オベリスクもはっきりと。
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冠雪成った南アルプス北部が広がる。オベリスクもはっきりと。
鳳凰三山から南の南へ。
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鳳凰三山から南の南へ。
ビーチから再び茅ヶ岳。明日はよろしくお願いします。
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ビーチから再び茅ヶ岳。明日はよろしくお願いします。
白砂山分岐、V字反転し、頂へ。踏み跡を落葉で見失わないように進む。
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白砂山分岐、V字反転し、頂へ。踏み跡を落葉で見失わないように進む。
独立標高点のある山頂。その先へ。
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独立標高点のある山頂。その先へ。
白砂山先端部。ここにもビーチ(といっても傾斜厳しいけど)が広がっていた。向うに弥三郎岳。
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白砂山先端部。ここにもビーチ(といっても傾斜厳しいけど)が広がっていた。向うに弥三郎岳。
富士山、その存在感。
7
富士山、その存在感。
パノラマ台を眺めながら昼食。きっと向うからも見えるだろう。
3
パノラマ台を眺めながら昼食。きっと向うからも見えるだろう。
奥秩父西部。五丈石も見える。
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奥秩父西部。五丈石も見える。
「スリルに満ちた」確かに観光客には難易度が高い。
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「スリルに満ちた」確かに観光客には難易度が高い。
この後岩場始まり、弥三郎岳へ。
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この後岩場始まり、弥三郎岳へ。
弥三郎岳から茅ヶ岳方面を望む。
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弥三郎岳から茅ヶ岳方面を望む。
黒富士、能泉湖。遠く金峰山。
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黒富士、能泉湖。遠く金峰山。
甲斐駒ヶ岳、明日もその雄姿を見せてください。
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甲斐駒ヶ岳、明日もその雄姿を見せてください。
弥三郎岳から白砂山を望む。こうして見ると絶壁の上で食事を取っていたようだ。
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弥三郎岳から白砂山を望む。こうして見ると絶壁の上で食事を取っていたようだ。
富士の雲は未だ消えないが、その美しさに翳りはない。
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富士の雲は未だ消えないが、その美しさに翳りはない。
パノラマ台、観光客は疎ら。
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パノラマ台、観光客は疎ら。
八雲神社。
羅漢寺山の標柱はパノラマ台に在った。ここから弥三郎岳までの一帯を指すのだろう。
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羅漢寺山の標柱はパノラマ台に在った。ここから弥三郎岳までの一帯を指すのだろう。
焼だんご、美味かった。
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焼だんご、美味かった。
ロープウエイ仙娥滝駅。ここからオムニバスで昇仙峡口の路線バス停留所へ。
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ロープウエイ仙娥滝駅。ここからオムニバスで昇仙峡口の路線バス停留所へ。
昇仙峡覚円峰を振り返る。
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昇仙峡覚円峰を振り返る。

感想

 前夜、あまりにも楽しいひとときを過ごし、帰宅後、偶然「トクだ値」予約を拾い、気分よく眠りに就く。午前7時、定刻どおり、あずさ1号は西へ滑り出した。(起の部)
 
 今年も「年末三日連続日帰り富士見登山」を敢行すべく、2ヶ月前から動き始めた。候補の中からさんざん迷った挙句、三山を選んだ。一つ、三日間、甲府市民になり、普段は人で溢れている山に登る。二つ、バスの年末年始ダイヤを精査して、登る順序を決める。三つ、そして静かに新年を迎える。
 
 甲府駅9時15分、明日から年末ダイヤとなる路線バスに乗車する。30分後、終着バス停をあとに、ゆっくりと歩き始めた。今日は5時間弱の柔らかい歩行だ。気負いなく、柵の扉を開いた。
 静かな道を緩やかに登り、立ち止まり、微風を全身で感じる。幾度かのその繰り返しののち、獅子平からの合流点に着いた。まき道が続き、やがて白山展望台に導かれる。西に開けた場所だった。明日向かう茅ヶ岳、冠雪美しい南アルプスの姿を堪能したのち、白砂山へ向かった。
 メインストリートから少し外れたその道は、人の往来少ないらしく、落葉が踏みしめられていない。悩ましいルート選択を経て、険しい表情のビーチへ。狭いスペース、独り占めしても許されよう。昼食の準備に取り掛かる。向かいの展望台から聞こえてくる歓声や、ロープウェイ出発を告げるアナウンスにも乱れないゆとり。師走の慌ただしき日々がゆっくりと解けてゆく。
 パノラマ台には、予想どおり程よい数の観光客の姿があった。「フル装備」の登山者を見て、弥三郎岳の往復を諦める人がいるかもしれない。おせっかいな申し訳なさを感じながら進み続ける。ほどなく羅漢寺山の最高点。270度ほどの眺望を5枚の写真に収め、次なる来訪者にその場を譲る。
 パノラマ台のレストハウスに戻り、焼だんごを注文する。2時間半の山歩き、ソフトクリームの出番は無かった。ロープウェイを1本見送って、勿体ないほどの青空を眺めていた。決して良いとは言えないこの1年、そのかけらたちを集めていた。

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