羅漢寺山 〜年末三日連続富士見2016 承の部〜 B40
- GPS
- 03:43
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 776m
- 下り
- 234m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
パノラマ台駅(ロープウェイ、片道650円)仙娥滝駅(オムニバス、600円)昇仙峡口バス停発14:51(山梨交通バス、590円)甲府駅着15:21 |
コース状況/ 危険箇所等 |
昇仙峡口からの登山道、静かで穏やか。年末ということもあるが、パノラマ台まで、道に迷った二人以外に会わなかった。 白砂山の往復、油断ならない。落葉に隠れた踏み跡を見失い易い。 弥三郎岳山頂付近の一枚岩、雨天時注意が必要。 |
写真
感想
前夜、あまりにも楽しいひとときを過ごし、帰宅後、偶然「トクだ値」予約を拾い、気分よく眠りに就く。午前7時、定刻どおり、あずさ1号は西へ滑り出した。(起の部)
今年も「年末三日連続日帰り富士見登山」を敢行すべく、2ヶ月前から動き始めた。候補の中からさんざん迷った挙句、三山を選んだ。一つ、三日間、甲府市民になり、普段は人で溢れている山に登る。二つ、バスの年末年始ダイヤを精査して、登る順序を決める。三つ、そして静かに新年を迎える。
甲府駅9時15分、明日から年末ダイヤとなる路線バスに乗車する。30分後、終着バス停をあとに、ゆっくりと歩き始めた。今日は5時間弱の柔らかい歩行だ。気負いなく、柵の扉を開いた。
静かな道を緩やかに登り、立ち止まり、微風を全身で感じる。幾度かのその繰り返しののち、獅子平からの合流点に着いた。まき道が続き、やがて白山展望台に導かれる。西に開けた場所だった。明日向かう茅ヶ岳、冠雪美しい南アルプスの姿を堪能したのち、白砂山へ向かった。
メインストリートから少し外れたその道は、人の往来少ないらしく、落葉が踏みしめられていない。悩ましいルート選択を経て、険しい表情のビーチへ。狭いスペース、独り占めしても許されよう。昼食の準備に取り掛かる。向かいの展望台から聞こえてくる歓声や、ロープウェイ出発を告げるアナウンスにも乱れないゆとり。師走の慌ただしき日々がゆっくりと解けてゆく。
パノラマ台には、予想どおり程よい数の観光客の姿があった。「フル装備」の登山者を見て、弥三郎岳の往復を諦める人がいるかもしれない。おせっかいな申し訳なさを感じながら進み続ける。ほどなく羅漢寺山の最高点。270度ほどの眺望を5枚の写真に収め、次なる来訪者にその場を譲る。
パノラマ台のレストハウスに戻り、焼だんごを注文する。2時間半の山歩き、ソフトクリームの出番は無かった。ロープウェイを1本見送って、勿体ないほどの青空を眺めていた。決して良いとは言えないこの1年、そのかけらたちを集めていた。
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