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記録ID: 1345996
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ハイキング
富士・御坂

足和田山 〜年末三日連続富士見2017 水の章〜 C14

2017年12月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:46
距離
9.9km
登り
432m
下り
614m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:33
休憩
0:14
合計
2:47
10:04
10:04
6
10:10
10:19
61
11:20
11:25
13
11:38
11:38
13
11:51
11:51
10
12:01
12:01
5
12:06
12:06
9
12:15
12:15
8
12:23
勝山バス停
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
剣丸尾BS発9:05(富士急バス、720円)紅葉台入口BS着9:35

勝山BS発12:31(富士急バス、240円)河口湖駅着12:41、発13:20(特急バス)
コース状況/
危険箇所等
東海自然歩道ゆえ整備十分。
その他周辺情報 前日泊 ハイランドステーションイン(カプセルホテル)税込み3,500円。空いていたせいか、予想以上に快適だった。清潔さ、セキュリティ、アメニティグッズ、申し分ない。
乗車するはずだったバスは、年末ダイヤで運休。次発を待つため、朝食をコメダ珈琲店で。
3
乗車するはずだったバスは、年末ダイヤで運休。次発を待つため、朝食をコメダ珈琲店で。
見事な笠雲。午後から確実に崩れるようだ。
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見事な笠雲。午後から確実に崩れるようだ。
東海自然歩道に入る。
2
東海自然歩道に入る。
紅葉台から富士を望む。
3
紅葉台から富士を望む。
富士山はすっかり雲の中。
2
富士山はすっかり雲の中。
三湖台。
対岸の鬼ヶ岳と十二ヶ岳。
5
対岸の鬼ヶ岳と十二ヶ岳。
樹海と精進湖。
大室山。
前方に足和田山が見える。
1
前方に足和田山が見える。
気持ちの良い尾根道。
4
気持ちの良い尾根道。
小ピークを過ぎる。
2
小ピークを過ぎる。
11時7分、足和田山(五湖台)に到達。
7
11時7分、足和田山(五湖台)に到達。
市街と三ツ峠。
機織り窪。
林道、国道をひた歩き、出発5分前、勝山バス停に到着した。
3
林道、国道をひた歩き、出発5分前、勝山バス停に到着した。

感想

(30日乾徳山から続く)
 午後6時5分、富士急ハイランドのバス停(第2ゲート側)で降りる。そのホテルは目の前に在った。ホテルといっても、2段のキャビンが連なる、現代版ユースホステルである。セキュリティ、アメニティの充実が謳い文句、明らかに海外からの旅行者を意識している造りだった。山小屋に慣れている私にとっては、違和感は全く無く、むしろ中途半端なビジネスホテルより快適に思えた。
 31日、当初から予定していた西湖民宿行のバスが年末運休となったため、9時台の新富士駅行に乗車することとなった。そういえばこのところ、登山者にとって有難い早朝のバスがどんどん無くなっている。チェックアウト後、付近の珈琲店で2日ぶりのコーヒーを飲む。バス停はその店の前にも在った。
 紅葉台入口バス停で降車、富士山には巨大な笠雲が懸っていた。しばらく歩いたのち、東海自然歩道に入る。スマホ歩きでも逸れないほどの幅広な道が続き、緩やかな勾配は昨日までの厳しい時間を思い起こさせた。普段は賑わっていそうな場所だが、大晦日、曇天の下、すれ違う人もいない。時折聞こえるバイクのモーター音が無ければ、人里のごく近くにいることを忘れてしまいそうだった。
 富士山の見えない紅葉台を過ぎ、第一の目的地、三湖台に到着した。幸い、樹海、精進湖、大室山は見える。西湖を挟んで、鬼ヶ岳、十二ヶ岳を望むこともできた。当初の予定だった樹海の中の散歩ができないのは残念だが、この尾根を静かに歩けることだけで良しとしよう。
 五湖台の在る足和田山へは、東海自然歩道に沿えば幾つかの小さなピークを越えて行くのだが、傍らの二輪車でも通れる道に、つい惹かれてしまう。いつしか雪がちらつき始めた。帽子をかぶるほどではないが、自然と足早になる。
 五湖台には、屋外での食事を楽しみにやってきた家族がいた。少しだけ空腹を覚えた。時間を確かめる。少し無理をすれば1本早いバスに乗れない時間ではなかった。とはいえ、今回の山行で一度も点していないストーブを取り出し、のんびりとカップ麺とコーヒーを食しながら2日間の充実した山行を振り返るのも悪くない。小さな葛藤の末、先日叶えられなかった駅前のカレーを目指して進むことにした。
 未だ行程半ば、多少のアップダウンもあるが、体調も気分もすこぶる良かった。凍結個所は無いが、うんざりするほどの落葉のせいで、最後の最後で転倒したくはない。天候に恵まれたこと、許容範囲内の積雪量であったこと、乾徳山鎖場に渋滞の無かったことを思い、逸る気持ちを抑えた。
 大嵐天神社で、尾根道を分け、林道を経て国道に出ることを選んだ。発車時間が迫っていた。結局、終盤、いつもの無心歩きになった。バス停には5分前に到着、年の瀬の頼もしいバスに感謝しつつ乗り込んだ。
 河口湖駅で、お目当ての店が休みであることを知る。仕方がない。食後の楽しみであった信玄餅ソフトを口にしながら三島行きのバスを待った。今年も豊かな時間を山上で過ごせた。雲に覆われた富士に向かい、思いを馳せた。

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