（伊豆諸島）八丈島 三原山・八丈富士
WashiTabi
体力度について
- GPS
- 15:40
- 距離
- 54.9km
- 登り
- 2,288m
- 下り
- 2,322m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:44
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 7:52
・山と渓谷社 新・分県登山ガイド12 東京都の山
「39 八丈島・三原山」
「40 八丈島・八丈富士」
・八丈島観光協会 八丈島観光パンフレット
八丈富士
三原山
唐滝・硫黄沼
| 天候 | 1日目：   2日目： 3日目： → |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
船 飛行機
 東神奈川 JR横浜線 388仲木戸 神奈川新町羽田空港国内線ターミナル 京急 448羽田空港  八丈島空港 ANA 15,190 ＜1日目＞三原山 起点：八丈島空港 終点：八丈島ビューホテル ＜2日目＞八丈富士 起点・終点：八丈島ビューホテル ＜3日目＞ 八丈島ビューホテル  底土港 送迎八丈島底土港  東京港竹芝桟橋 東海汽船 12,230（特2等）浜松町 新宿 JR山手線 194新宿  町田 特急ホームウェイ 370+410○アクセスメモ ・飛行機なら羽田から1時間ほどで、朝一番の便なら8時半頃に着ける。 ・船なら東京竹芝から10時間ほど。前夜発で朝9時くらいに着ける。 ・港は島の両端、空港は島の中央にあるので、歩いてアクセスするのであれば、八丈島富士、三原山ともに飛行機の方が都合がいい。レンタカーなど登山口まで車でアクセスするならどちらでも大差ないと思う。 ・帰りは船便の場合は朝9時40分発、飛行機の場合は17時20分発が最終。滞在をできるだけ長くするなら飛行機の方がいい。 ・1月の連休は八丈島でマラソン大会があるので、交通機関も宿も混雑する。 道路の交通規制などもあるので、車／バスを使うときは考慮しないといけない。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・全般的に舗装路の割合が高い。 ○三原山 ・空港側からの道は山頂近くまでコンクリートの階段がある。舗装されていないのは頂綾部分だけ。 ・唐滝側の道は山頂直下から舗装されている。 ○硫黄沼・唐滝 ・三原山から舗装された林道をしばらく下ると、林道から外れるように唐滝への案内があるけど、これに従うと、近道ではあるけどけっこうな藪道。慣れた人なら道はわかると思うけど、慣れないひとは遠回りになっても林道を行った方が無難。 ○八丈富士 ・登山口からお鉢に至るまで石段が整備されている。 ・お鉢の周回道は、一転して岩がちな細い道になる。所々に亀裂があったり穴があったりするので足下注意。足元注意の注意書きが随所にある。片側は断崖絶壁なので、強風の時はやめておいた方がよさそう。 ・火口の中にも歩道がある。浅間神社に向かう道と、中央火口丘に向かう道がある。 ・浅間神社へは片道5分くらいか。道は明瞭。見どころは神社だけでなく、その横に身も竦むほどの巨大な火口の大穴が見られる。 ・中央火口丘への道は、途中から木々が繁ってうるさいが、道は明瞭。片道15分くらいはかかる。中央火口丘の標柱からさらに奥に進むと湿原に出て、ここが終点と思われる。脇に大穴が開いていたりするので道を外れないようにした方がよさそう。 |
| その他周辺情報 | ○宿 八丈島ビューホテル |
写真
強風で着陸時に大きく揺れて怖かった。
空港から出ると、いきなり八丈富士がお出迎え。
余分な荷物は空港のコインロッカーに放り込んで出発。
通り抜けて東口へ。
島酒の碑。穀類から作る酒は飢饉を招く、ということで禁酒令が出ていたけど、薩摩芋から焼酎を作る方法が伝わって、島民は大いに喜んだとか。
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穀類から作る酒は飢饉を招く、ということで禁酒令が出ていたけど、薩摩芋から焼酎を作る方法が伝わって、島民は大いに喜んだとか。
ここは見晴らしがある。
舗装路はここで終わり、かと思ったら...
シャワーのように雨が降って、止んだ。
バスは2時間置きくらい。
次のバスは、1時間半後。
歩こう...
ここは八丈島でも古くからある集落だそうで、海から玉石を集めてきて積み上げたという玉垣が名物。
船は基本的に底土港だけど、天気次第ではこちらの港に着くこともある。
三原山南側の海岸は面白そう。
いずれ歩き回ってみたいところ。
ここは土産店とかレストランとかある。
基点にするには便利なところ。
明日葉尽くしになってしまった。
夕食が少しもの足りなかったで、後で全部食べてしまった...
まさかの通行止めかと思ったら、ここから先はオフロード車で通行してください、という注意書き。
（まさか翌日にこの船で帰ることになるとは...）
火口の中に火口がある。
代わりにあるのは360度の大展望。
部屋から最終便の飛行機が出発するところが見えた。明日はこれに乗って帰る、はずだったのだが...
なんと明日の最終便は欠航になりそうという連絡が入ってきた。
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明日はこれに乗って帰る、はずだったのだが...
なんと明日の最終便は欠航になりそうという連絡が入ってきた。
あしたばせんべい、
海風椎茸煎餅、
塩チョコレート。
なので、観光もできずに港に直行。
出航時間が20分前倒しになった。慌しく貨物の積み下ろしが行われ、すぐに出航。
片道10時間もかかるのに、すぐに折り返しとは。
船員さんもタイヘンですね〜
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慌しく貨物の積み下ろしが行われ、すぐに出航。
片道10時間もかかるのに、すぐに折り返しとは。
船員さんもタイヘンですね〜
船は御蔵島に寄港する。この神秘的な感じがする島も歩いてみたいが、ここはガイド同行でないと山頂に行けない、ちょっと敷居の高い山。
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この神秘的な感じがする島も歩いてみたいが、ここはガイド同行でないと山頂に行けない、ちょっと敷居の高い山。
感想
あけましておめでとうございます。
というわけで、今年の最初の山歩き。
毎年1月の連休は伊豆の海岸を歩いているけど、昨年からは海を越えて伊豆諸島。
今年は、八丈島。
行き帰りともに飛行機にして、3日間最大限長く滞在する事にしたのだが...
八丈島は、八丈富士と三原山の2つの火山がくっ付いている島。
名の通り端正な円錐形で、伊豆諸島最高峰の八丈富士。
対照的に、複雑な形をして深い森に覆われている三原山。
やはりメインはこの2つの山。
当初の予定は初日に八丈富士に登り、2日目に三原山、3日目は疲れ具合に応じて沿岸部を歩き回りつつ温泉、という予定だったが...
初日は曇りで少し強風。(飛行機が揺れて怖かった）
八丈富士のお鉢巡りは強風時は避けた方がいいらしいので、八丈富士は穏やかな天気になりそうな2日目に変更。
というわけで、1日目は三原山。
深い森に覆われて展望は少なめの山なので、曇り空でも問題なし。
それどころか、時折小雨がパラついたけど、木々が多いのでカッパも出さずに済んだ。
三原山は展望は確かに少ないけど、全くない訳ではなく、山頂からは海の眺めと歪な形の三原山の頂綾が見渡せる。
青い水で満たされた硫黄沼、大きな岩の断面から落ちる唐滝も期待以上だった。
そして、三原山は沿岸部が面白そう。
八丈富士はなだらかに海に落ち込むのに対し、三原山側の海岸は断崖になっている。
今回は歩く機会がなかったけど、見所が多くありそう。
2日目の八丈富士。
登山口からお鉢に出るまでの階段地獄がキツいけど...
この山は、なんといってもお鉢巡り。
深く鋭く抉れた火口はとにかく圧巻。
内側は崖、外側は海。
1時間足らずで周回できる手軽さもいい。
そして3日目は...
2日目の夜、ホテルのフロントから電話がかかってきて、明日の飛行機の最終便は強風で欠航になる可能性がある、とのこと！
昼の便も朝の便も満席だし...結局、朝一番の船便で帰ることにした。
なので、3日目は歩きはなしで一日中船の上。
でも、めったに見られない御蔵島とか三宅島を間近に見られたし、
トビウヲが飛んでいるのもみられたし、
かなり遠かったけどクジラも見えた！
雨の多い島、八丈島。
今年もすっきり晴れたのは3日のうち1日だけ。
3日目は観光すらできずに帰ることになってしまったけど...
三原山にも登れたし、メインの八丈富士は穏やかないい天気だったし、十分に楽しめた。
三原山の沿岸部とか、温泉にも入っていないし、まだまだ見たいところは多くある。
八丈島は2〜3日ではとても歩き尽くせない。
○すべての写真（Googleフォト）
https://photos.app.goo.gl/GhPInuJJXWozWSSK2
○関連〜過去の伊豆諸島
・2017年1月 神津島 https://yamare.co/1044302
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