また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1423421
全員に公開
ハイキング
奥秩父

両神山 〜陽春の候、〜 C15

2018年04月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:54
距離
10.6km
登り
1,555m
下り
1,536m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:32
合計
5:52
9:17
9:17
65
10:22
10:23
11
10:34
10:37
9
10:46
10:46
41
11:27
11:30
27
11:57
12:07
11
12:18
12:32
28
13:00
13:00
7
13:07
13:08
7
13:15
13:15
56
14:11
14:11
28
14:39
14:39
3
14:42
日向大谷口バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(前泊地)熊谷駅発6:07(秩父鉄道、950円)三峰口駅着7:45、発7:48(小鹿野町営バス、400円)日向大谷口BS着8:50

日向大谷口BS発15:10(小鹿野町営バス、500円)西武秩父駅着16:34
三峰口駅を7時48分に出発。町営バスは、薬師の湯乗り換えで、400円、1時間で日向大谷口へ運んでくれる。
4
三峰口駅を7時48分に出発。町営バスは、薬師の湯乗り換えで、400円、1時間で日向大谷口へ運んでくれる。
登山届箱の有る登山口を出発する。
4
登山届箱の有る登山口を出発する。
ぽつんとアカヤシオツツジ?が咲いていた。
9
ぽつんとアカヤシオツツジ?が咲いていた。
右岸へ渡渉する。
4
右岸へ渡渉する。
気持ちの良い沢沿いの道を上がってゆく。
5
気持ちの良い沢沿いの道を上がってゆく。
弘法の井戸、出発から30分、喉を潤すのにちょうどいい頃合い。
4
弘法の井戸、出発から30分、喉を潤すのにちょうどいい頃合い。
ちょうど良い場所に在るのに営業しないなんて勿体ない。
5
ちょうど良い場所に在るのに営業しないなんて勿体ない。
七滝沢コースからの道を合わせる。時間が有れば通ってみたかったが。
4
七滝沢コースからの道を合わせる。時間が有れば通ってみたかったが。
最初、多くの人が産休尾根と読むにちがいない。
10
最初、多くの人が産休尾根と読むにちがいない。
この鎖場、鎖を掴みそうになった。
5
この鎖場、鎖を掴みそうになった。
横岩を通過。
11時27分、両神神社で「駒狼」に迎えられる。
6
11時27分、両神神社で「駒狼」に迎えられる。
こちらは両神山両神神社。狼の姿は少し異なっている。
5
こちらは両神山両神神社。狼の姿は少し異なっている。
鞍部を通過。
直下の登り。
11時56分、両神山山頂に到達。多くの人で賑わっていた。
13
11時56分、両神山山頂に到達。多くの人で賑わっていた。
奥秩父の山々を望む。
12
奥秩父の山々を望む。
北東を向く。
時々、思い出したかのように、風が吹き抜ける。春の日差しが暖かい。
7
時々、思い出したかのように、風が吹き抜ける。春の日差しが暖かい。
青葉の季節が待ち遠しい。
5
青葉の季節が待ち遠しい。
今日の大木。しばらく居たけど話しかけられなかった。
5
今日の大木。しばらく居たけど話しかけられなかった。
日向大谷口の民宿2軒。
5
日向大谷口の民宿2軒。
登山口に戻る。バス停近くにトイレは無い。
4
登山口に戻る。バス停近くにトイレは無い。
武甲山とSトレイン。渋谷まで乗り換え無し、に釣られて選んでしまった。浮気せずレッドアロー号にすべきだった。
11
武甲山とSトレイン。渋谷まで乗り換え無し、に釣られて選んでしまった。浮気せずレッドアロー号にすべきだった。

感想

 両神山へはどうしても足が向かなかった。同じ道の往復、せめて日向大谷口から入って白井差口に抜けられれば良いのだが、それも叶わない。「百名山」に選定されているためツアーとぶつかる可能性があり、始発バスに乗るためには午前4時に家を出なければならない。負の要素多く、この独立峰に魅力を感じなかった。何とか前向きになる理由を考えることにした。
 
 3ヶ所の現場視察を終え、一旦帰宅、予定よりも早い高崎行きに乗る。土曜のせいかグリーン車内に乗客は疎ら、熊谷駅までぼんやりと過ごす。駅ビルで夕食。コンビニでみたらし団子を購入し、駅から3分のビジネスホテルへ。
 前泊は何となく楽しい。ただでさえ気分の良い土曜の夜に、独り、宿で過ごす。当日、寝過ごしてもきっと言い訳できるほど満足してしまう。東向きの部屋、カーテンは開けておくことにした。
 熊谷駅から秩父鉄道で西に向かう。ローカル線の旅、これも楽しみの一つだったが、1時間半は少々長かった。ようやく終着の三峰口に着き、町営バスに乗り込む。薬師の湯で乗り換え、日向大谷の登山口へ。既に駐車場は自家用車でいっぱいだった。
 降車後、準備運動もせずにすぐに発ってしまった。暖かく、風も無い。春を感じながら緩やかに上る。計画時に迷っていた七滝沢コースを横目に、薄川沿いの道を歩いた。何度か渡渉したのち、今や大きな避難小屋である清滝小屋に到着する。休憩にはちょうど良い位置に在った。
 鈴が坂と呼ばれる急坂を登りつめると、産体尾根なる稜線に飛び出す。名の由来を考えたいところだが、そろそろ鎖場が現れる頃、気持ちを切り替えなければならない。後日のために今日は鎖に触れずに登ろう。などと思っていると、「はじめてのくさり」、楽しそうに攀じ登る男の子の姿。先ほどまでの気負いが失せ、気恥ずかしさを少し覚えた。
 高度差150メートルほどを上り、傾斜が緩むと、両神神社に到達する。ここには両神神社と両神山両神神社が在ることを下山後知った。時刻は11時半、食事を楽しむグループを羨ましく思いながら参詣し、出発した。尾根道を少し下れば、山頂への登りが待っている。
 直下の急坂を上がると多くの人で賑わう山頂に着く。この到達時間であれば、予定どおりのバスに乗車できるだろう。ひととおり眺望を確かめたのち、ほどなくその場所をあとにした。神社まで戻り、パン一つ分の時間を経て下山を開始する。物足りなさを感じていた。
 鎖に触れないよう気を付けながら、前後の間隔をなるべく維持しつつ下る。思いのほか早く七滝沢コースの分岐点に着いた。一瞬迷ったが、往路を戻る。次の機会はきっと無いだろうが、下山時刻を優先することにした。
 単調な道ゆえ、意外に長い。先行者が同じペースだったので近づくことはなかったが、それゆえ常に「人」を意識しながら下りていた。会所で七滝沢コースを合せてから30分ほどで登山口に着く。バスの時間まで30分ほど、ちょうど良い時間に下りられた。街に戻る準備をしながら、早くも次の、その次の山行を思い浮かべていた。青葉の眩しさと強い日差しが目の前を過ぎった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:873人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
両神山(日向大谷から往復)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら