榛名山 二ツ岳〜伊香保温泉からの周回
- GPS
- 05:43
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 922m
- 下り
- 932m
コースタイム
(石段を下から登る)
06:27 榛名神社
06:56 上ノ山公園展望台
07:19 つつじヶ丘休憩所
07:45 つつじヶ峰休憩所
(オンマ谷経由)
08:23 オンマ谷駐車場
08:59 雄岳 09:10
09:23 鞍部
09:35 雌岳 09:42
09:49 鞍部
10:12 わしの巣風穴
10:45 伊香保温泉露天風呂 11:17
11:26 榛名神社
(石段街で食事)
11:50 市営物聞駐車場(ロープウェイ駅)
天候 | |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
09:00〜16:00が無料でそれ以外は有料、と書いてあるが・・・ 06:00〜12:00頃まで停めていたが、朝にも昼にも係員はいなかった。 【交通費】 (車)高尾山→渋川伊香保 2000 (車)渋川伊香保→高尾山 2400 計:4400 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全般危険箇所なし。案内板もたくさんある。 ただし、わしの巣風穴から河鹿橋までの道は土砂崩れの跡が多く見られるので、雨の日などは避けた方がいいかもしれない。 ○伊香保温泉〜上ノ山公園 ・ほとんど舗装されている。 ・石段→木段と、登りはほとんど階段。 ・上ノ山公園は本コース中で一番の展望ポイント。 ○上ノ山公園〜つつじが峰〜オンマ谷 ・ふつうの山道で傾斜は緩め。 ・つつじが丘休憩所から先は展望少な目。 ・名前の通りつつじが多い。(もう終っていたが・・・) ○オンマ谷〜二ツ岳 ・オンマ谷はひんやりとしていて涼しい。 ・二ツ岳が近づくと岩が多くなるが、道はよく整備されている。 ・二ツ岳も岩だらけ。でも意外と道は歩きやすい。 ・雄岳も雌岳も展望は少しある。雄岳からは榛名山と相馬山。雌岳からは東側の眺めが良い。 ○二ツ岳〜伊香保温泉 ・二ツ岳から「わしの巣風穴」までは急坂。 ・展望はまったくない。 ・わしの巣風穴から河鹿橋までの道は、案内板はあるが地図には書かれていない。道はほとんど砂利道で歩きやすいのだが、崩落箇所が多く、崩れやすい場所のようだ。これが地図に載らない理由なのかも。 温泉:伊香保温泉露天風呂 食事:石段街の店で「石段うどん」 |
写真
感想
伊香保温泉の混雑と帰りの渋滞を回避するため、夜明け前から行動開始。
6時くらいに伊香保ロープウェイそばの市営駐車場に着いた。
さすがに駐車場はガランとしている。
9時〜16時以外は有料と書いてあるが、まだ係員もいない。
駐車場から旅館が建ち並ぶ道を抜けて、伊香保温泉のシンボルの[b]石段[/b]にでる。
せっかくなので、いったん一番下まで降りてから、再び石段を登る。
朝6時過ぎなのに、それなりに人通りがある。
浴衣姿の人もいて、いかにも温泉街な感じがいい。
石段を登りきると[b]伊香保神社[/b]。
その向い側に上ノ山への道がある。
道はまず木の階段から始まり、階段が終わると舗装された緩やかな登りになる。
伊香保スケートリンクの裏手を過ぎると、すぐにロープウェイの[b]見晴駅[/b]に着く。
見晴駅のすぐそばの短い階段を登ると見晴らしが良い。
伊香保の街と赤城山、子持山、小野子山が良く見える。
さらに奥には日光から谷川、苗場まで見えるはずだが、雲に隠れていた。
見晴駅から少し舗装された道を進むと[b]ときめきデッキ[/b]と名付けられた展望台。
ここからの眺めも良い。
東側から北側の眺めに加えて、水沢山と松の木越しに二ツ岳も見える。
展望台から少し下って車道に出ると、正面に二ツ岳が見える。
この車道を左手に少し進むとつつじヶ丘への登山口がある。
少し薄暗い緩めの坂をしばらく登って再び車道に出る。ここでも二ツ岳がよく見える。
車道を横断して少し登れば[b]つつじヶ丘休憩所[/b]。
ここも東側の見晴が良く、トイレもある。
つつじヶ丘休憩所からは展望のない道が続く。
しかし道の両側にはツツジがたくさんあり、咲いていればきっと素晴らしかっただろうが・・・
少しは残っているかと期待していたが、もうすっかり終わってしまっていた。
緩やかな尾根道をしばらく行き、水沢山、むし湯跡などいくつかの分岐を過ぎると、
つつじヶ峰休憩所の小さな東屋があり、北側の眺めが良い。
その先の道端に境界標と見間違えそうな三角点がある。
今は立入禁止になっている相馬山への分岐を過ぎると、道は下りになり、道脇には岩が目立つようになって来る。
ベンチを並べてある広場に出ると、二ツ岳の雌岳側から登る道と、オンマ谷へ下る道への分岐がある。
今回は[b]オンマ谷[/b]を通ってから雄岳側から登る。
岩がちな坂道を下りながら、尖った相馬山が樹林越しに見える。
オンマ谷はヒンヤリとしていて涼しい道。
段々と岩だらけの道になるが、歩道がよく整備されていて歩きやすい。
風穴の説明板を過ぎるとすぐに小さな駐車場がある。
この駐車場のそばに雄岳への登山口がある。
[b]雄岳[/b]は岩だらけの山。でも道は意外と歩きやすい。
登山口から30分ほどでアンテナの建つ山頂に到着。
アンテナ施設の脇を通って小高い場所に登ると祠があり、山頂の標柱が立っている。
この脇にある岩の上に登ってみると、榛名富士を中心に榛名の山々が見渡せる。
相馬山の凄まじい絶壁も見ることができる。
山頂の岩の上で少し休憩したら、今度は雌岳へ。
10分ほど下ると鞍部に出る。
[b]雌岳[/b]への登りはほとんどが木の階段。湿っていると滑りやすくて危険そう。
鞍部から20分ほどで雌岳の山頂に着いた。
雌岳からは東側の展望が良いが、だいぶ雲が多くなってしまった。
そしてここから見る水沢山は、尖っている。
雌岳から鞍部に戻り今度はわしの巣風穴の方に下る。
道は展望もなく、一気に下って行く。急坂ではあるが歩きやすい。
山と高原地図(2013年版)では50分と書いてある区間だが、実際には30分もかからずにわしの巣風穴に着いた。
[b]わしの巣風穴[/b]は、その入口に立つだけでも噴き出す冷気でとても涼しい。
中には温度計が吊り下げてあり、3度ほどだった。
わしの巣風穴から少し下ると車道に出て、これを横断して伊香保温泉に下る。
この道は山と高原地図にも森林公園の地図にも書かれていない。
道はほとんど砂利道で歩きやすく、昔は車も通っていたような感じの広さ。
ただ、土砂崩れで道が半分ほど埋まっているような場所がいくつもあり、とても崩れやすいところのようだ。
雨の日に通るのは危険だと思った。地図に載らないのもこれが理由なのだろう。
赤茶の水が流れる沢が見えてくると、舗装路に出て[b]河鹿橋[/b]。
このあたりは観光客が多い。
そして近くにある[b]伊香保温泉露天風呂[/b]で汗を流す。
露天風呂の近くに飲泉所があり、温泉を飲むことができる。
少し飲んでみたが、鉄分が多く、はっきり言ってまずい。
でも昔には飲泉療法が盛んだったらしく、体にはいいのかもしれない。
河鹿橋に戻って舗装路を下って行くと、伊香保神社の裏手に出る。
石段街をぶらぶらしつつ、途中の店で「石段うどん」を食べてみた。
温泉タマゴ入りのぶっかけうどんだが、コシのある麺でおいしい。
後は旅館が並ぶ細い路地を抜けて、ロープウェイ駅近くの市営駐車場に戻る。
駐車場に戻ってきたのは12時少し前。
だが、係員らしき人はいない。無料でいいのかな?
榛名山の二ツ岳。
思っていたよりも展望があり、岩だらけの山の割には道も良く整備されていて歩きやすい。
また、二ツ岳全体から冷気が噴き出しているような感じで、意外と涼しい。
これにツツジがあればもっと良かったのだが・・・終っていたのが残念だった。
夜明け前からの行動が功を奏して、帰りは渋滞もなくすんなりと帰ることができた。
○コース参考
・昭文社 山と高原地図 「20 赤城・皇海・筑波」(2013年版)
・山と渓谷社 新・分県登山ガイド 9 群馬県の山 「34 二ツ岳」
○すべての写真(Googleフォト)
https://goo.gl/photos/Wnnm6XKrPxxhRCx2A
コメント
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近々、伊香保森林公園経由で二ツ岳にノボロウと計画していますので、とても参考になりました。
オンマ谷気持ちよさげですね。
また立ち寄らせていただきます。(^^)
お役に立てて何よりです。
秋のオンマ谷も良さそうですね〜
レコ楽しみにしています。
晴れるといいですね
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