ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4911907
全員に公開
沢登り
丹沢

水無川本谷

2022年11月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:13
距離
6.4km
登り
993m
下り
991m

コースタイム

日帰り
山行
8:40
休憩
0:32
合計
9:12
8:34
8:35
17
8:52
8:52
96
10:28
10:39
208
14:07
14:09
0
14:09
14:17
15
14:32
14:38
12
14:50
14:50
4
14:54
14:54
5
14:59
15:00
13
15:13
15:14
58
16:19
16:20
0
16:20
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸沢出合駐車場(協力金300円)より
コース状況/
危険箇所等
参考遡行図: 「丹沢の谷 200 ルート」 P.14,17 (1級上)

・水量: 少なめ〜平水
・ヌメリ: 乾いたところを歩く/登ることが多いので、気にすることがほぼなかった
・岩の脆さ: とても脆い。深刻に何も信用できないw
・ヒル: 一匹も見なかった。念の為、足に忌避剤をつけていたこともあり、身体及び装備にも見当たらず。
・docomo電波: 戸沢出合駐車場では微妙に入ったり入らなかったり。F5を超えて書策新道(廃道)とぶつかったところで入る。そのあとはF8上〜詰め近辺になると入る。
・紅葉: Co.700-900 周辺でピーク。それより上は冬山になりはじめていた。

表丹沢の沢を知るぞシリーズ全3本中の堂々最後。先々週の葛葉川、先週の勘七ノ沢、そして最後はこの水無川。最後にふさわしい大団円は塔ノ岳PH。

ソロでも行く予定だったが、パートナーが見つかったので二人にて。晩秋なので15時までの山行終了を目指した計画だったが、各種滝の登攀/高巻き、そして詰めに思ったよりも時間がかかったため、1.5hほどオーバーした時間となったが、登山道の下山ペースには安定の速さがあるメンバーなので、無事明るいうちに下山することができた。

戸沢出合駐車場まではとても荒れたダートを30分ほど走る。車高の高い車でないと、厳しく思うが、プリウスなど普通の乗用車などもいたので来れないことはなさそう。6:30に到着した朝の戸沢出合駐車場には10台程度の車。トイレもあり非常に快適に整備されていた。協力金を入れて準備し山行開始。

水にはほとんど浸からない沢で計画でもその予定だったが、この数日の良い天気から水量は少なく、そして気温自体もそこまで低くなく水の冷たさもあまり感じなかったので、水線が一番楽に遡行できる場合などでは積極的に水線を登った。

沢内では沖ノ源次郎沢を登攀する1パーティ(4人)に沖ノ源次郎沢出合でお会いしたぐらいで他のパーティに会うことはなかった。ちなみにこのパーティとは下山もほぼ同じ時間になったようで、駐車場でも改めてご挨拶できた。

F1〜F7は全力シャワーを覚悟するなら快適に水線を登れそうな滝が多かった。F8とF9も登れそうなラインは見えるものの、岩が脆すぎて危険にみえた。

■F1 (2条10m)
鎖のついている左壁をフリーで登攀。少し高度感があり、上部でSLが軽度な高所恐怖症になり、上からお助け紐+鎖でセルフをとりながら登った。

■F2 (6m)
乾いた右壁をフリーで登攀。CLが登ったあと、上からロープを出してダイレクトビレイでSLも登攀。残置ロープやスリングがあるもののあまり登攀に使えるものはなかった。上部で最後にあがるところの足が染み出しもあり悪い。また、脆い壁にハーケンが効かず少し支点構築に時間がかかった(自前のハーケン+残置のほぼ腐ったハーケン2本で)。なお、だいぶ後で気付いたがここで自前のハーケン回収を忘れ残置してしまった。まだ全然綺麗で緑色の細引きがついたBDナイフブレード#2なので、どなたか外して使ってあげてください……

■F3 (10m)
右壁をフリーで登攀できそうでCLが途中まで登ったが、SLには難しそうだったので、左壁にある古い鎖から高巻きを選択。が、この高巻きはとても悪かった。高さは20mぐらいになる。登ってみると、鎖を支える支点のうち最初の1本は少しグラグラしていたり、落葉で足場がわかりにくくなっている点、そしてそもそもあまり良い足場がなく、かなり鎖に体重を預けることになる。CLが落葉を掃除しつつ、支点を確認しながら慎重に進む。奥にある鎖を支える支点はしっかりしているのでそこをメインポイントにしつつ、セルフが無い時間のないようにスリングで工作し、SLにフォローでついてきてもらった。危険な高巻きだったが、結果的に安全に進めたと思う。

■F4 (3m)
フォールナンバーもプレートもついてはいるが、3m程度の一瞬で超えられる小滝。前後にあるF3とF5の間に距離もないので、緊急連絡の側面でみてもナンバーつける意味がいまいちよくわからなかった……

■F5 (10m)
「あれ?さっき見なかった?」というぐらいF3に酷似した形の滝。登攀する場合も同じような形状の右壁からになる。が、ここはとても快適でトラロープもある高巻き道が左岸にあるのでそちらから。

■F6 (CS6m)
CSの右からコーナーを残置ロープに全力で体重を預けて這い上がるw残置ロープは大量にあり、支点も豊富なので全力で大丈夫。身体をCS上に持ち上げてコーナーにねじ込めれば勝ち。

■F7 (2mほどの小滝連瀑)
滝というよりゴーロ歩きに近い。適当に超えた。参考遡行図にF7の記述はなかったが、よく見ると右岸にきちんとプレートがかかっていた。

■F8 (2段25m=参考遡行図表記)
左岸ルンゼから大高巻き。
高巻き中に眺めると、上段の滝は下から見るよりも立派で少なくとも10mはあり、滝全体で高さをつけるなら、2段で少なくとも30mはありそうに見えた。
ルンゼを簡単に15mほど登ったところから、残置ロープがあり、それを使って40mぐらいの高さまであがれる。そこからは枯れた枝沢を2本トラバースして小尾根を越えると沢床に復帰できる。トラバース中もずっと残置ロープがある。2本目の沢から小尾根にあがるところが少し悪い。残置ロープが豊富にあるのでしっかり利用すると良い。

■F9 (10m)
F9に右に入る沢が少し分かりにくい。ほぼ同標高の手前で右から沢が一本入ってきてそちらの水量も多いのでそっちに行きたくなるが、GPSを確認しつつそこからもう少しあがったところに右から入る沢を眺めるとすぐにF9が見えるのでそちらへ。
プレートはないが、元プレートだったようなものが滝下に落ちている。「F」アルファベット1文字だけの白い板なのでなんともだが…。滝下から左岸をみると綺麗に踏み跡があるのでそれを使って高巻き。ヤマレコを見るとこのまま沢に戻らず表尾根まで詰めているパーティもあるようだった、今回は初めて来たということもあり、沢に戻り、沢筋を忠実に詰めることに。

F9を巻いて沢に降りるとほぼ水は枯れ、詰めへ。沢筋を詰めていくことにしたので、ここから無限にガレを登る。詰めでのご褒美は振り返ったときの景色。三ノ塔や秦野市、そして海などを眺めながらガレを詰めていく。崩れやすいのでここは苦労するところ。とはいえ斜度はそこまでじゃないので体力勝負。表尾根が見えてくると歩く人の声なども聞こえ、そのまま登山道に出て遡行終了。

登山道からは10分もかからずすぐに塔ノ岳山頂へ着く。山頂で装備解除し、遅めの昼食をとって、下山。天神尾根は多少荒れてはいたものの、尾根自体がそこまで広いわけではないことや、終始フェンスがあり道迷いすることはなさそうな尾根道だった。
その他周辺情報 ラストコンビニ: セブンイレブン 秦野戸川店
下山後温泉: 秦野天然温泉 さざんか
晩飯: 湘南名菜 桂花楼
少し揺れる鉄橋で水無川を渡るところから始まり
2022年11月12日 07:12撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 7:12
少し揺れる鉄橋で水無川を渡るところから始まり
少し歩くと沢沿いに堰堤が見えてくるので登山道から外れ踏み跡を沢沿いに
2022年11月12日 07:16撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 7:16
少し歩くと沢沿いに堰堤が見えてくるので登山道から外れ踏み跡を沢沿いに
大きな堰堤は右岸の鎖のある高巻き道から
2022年11月12日 07:22撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 7:22
大きな堰堤は右岸の鎖のある高巻き道から
大きな堰堤の左壁角に残置ロープが何本かぶら下がっていてここから小さくも巻けるが、鎖のある高巻き道のほうが楽だと思う
2022年11月12日 07:25撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 7:25
大きな堰堤の左壁角に残置ロープが何本かぶら下がっていてここから小さくも巻けるが、鎖のある高巻き道のほうが楽だと思う
この辺りから本格的に入渓した
2022年11月12日 07:33撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 7:33
この辺りから本格的に入渓した
2022年11月12日 07:34撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 7:34
小滝登場
2022年11月12日 07:34撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/12 7:34
小滝登場
2022年11月12日 07:35撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/12 7:35
小滝でアップしながら
2022年11月12日 07:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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11/12 7:36
小滝でアップしながら
しばらくゴーロ地帯を歩く
2022年11月12日 07:39撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 7:39
しばらくゴーロ地帯を歩く
F1
2022年11月12日 07:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 7:48
F1
F1正面。紅葉も綺麗
2022年11月12日 07:49撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 7:49
F1正面。紅葉も綺麗
F2
2022年11月12日 08:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 8:08
F2
2022年11月12日 08:08撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 8:08
2022年11月12日 08:36撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 8:36
2022年11月12日 08:37撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 8:37
この小滝は水線突破で
2022年11月12日 08:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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11/12 8:38
この小滝は水線突破で
釜の水が綺麗なブルー
2022年11月12日 08:40撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 8:40
釜の水が綺麗なブルー
水が澄んでいた
2022年11月12日 08:41撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 8:41
水が澄んでいた
水線突破中
2022年11月12日 08:41撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 8:41
水線突破中
晴れていて景色が本当に綺麗だった
2022年11月12日 08:43撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 8:43
晴れていて景色が本当に綺麗だった
またしばらくゴーロ歩きが続く
2022年11月12日 08:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 8:48
またしばらくゴーロ歩きが続く
高度的にはこの辺りが紅葉ピーク
2022年11月12日 09:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 9:07
高度的にはこの辺りが紅葉ピーク
奥がF3
2022年11月12日 09:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 9:08
奥がF3
2022年11月12日 09:09撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 9:09
手前の滝を突破中
2022年11月12日 09:10撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 9:10
手前の滝を突破中
F3
2022年11月12日 09:12撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 9:12
F3
F3
2022年11月12日 09:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 9:14
F3
F 3から振り返った景色
2022年11月12日 09:23撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 9:23
F 3から振り返った景色
F3右岸高巻きあがったところ
2022年11月12日 09:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 9:31
F3右岸高巻きあがったところ
F3右岸高巻き終盤、ここまでくればもうあとは降りるだけ
2022年11月12日 09:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 9:46
F3右岸高巻き終盤、ここまでくればもうあとは降りるだけ
F4
2022年11月12日 09:51撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 9:51
F4
紅葉が綺麗
2022年11月12日 09:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 9:52
紅葉が綺麗
奥がF5
2022年11月12日 09:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 9:57
奥がF5
F5(プレートは見当たらなかった)
2022年11月12日 09:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 9:59
F5(プレートは見当たらなかった)
F5の落口から。左岸から簡単に高巻きができる
2022年11月12日 10:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 10:08
F5の落口から。左岸から簡単に高巻きができる
2022年11月12日 10:12撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 10:12
書策新道(廃道)の左岸側
2022年11月12日 10:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 10:13
書策新道(廃道)の左岸側
書策新道(廃道)の右岸側
2022年11月12日 10:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 10:13
書策新道(廃道)の右岸側
2022年11月12日 10:16撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 10:16
「下山ルート」標 (書策新道(廃道)を指していると思われる)
2022年11月12日 10:21撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 10:21
「下山ルート」標 (書策新道(廃道)を指していると思われる)
2022年11月12日 10:22撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 10:22
紅葉に癒やされる
2022年11月12日 10:23撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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11/12 10:23
紅葉に癒やされる
沖ノ源次郎沢出合
2022年11月12日 10:26撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 10:26
沖ノ源次郎沢出合
沖ノ源次郎沢には4人組の登攀パーティがいた(クライミングシューズに履き替えているところ)
2022年11月12日 10:27撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 10:27
沖ノ源次郎沢には4人組の登攀パーティがいた(クライミングシューズに履き替えているところ)
木ノ又大日沢出合。右(木ノ又大日沢)のほうが水量があるのでわかりにくいが左が本谷
2022年11月12日 10:29撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 10:29
木ノ又大日沢出合。右(木ノ又大日沢)のほうが水量があるのでわかりにくいが左が本谷
F6
2022年11月12日 10:32撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 10:32
F6
F6は右壁のCS右を残置ロープを使って腕で這い上がる
2022年11月12日 10:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 10:34
F6は右壁のCS右を残置ロープを使って腕で這い上がる
挑戦
2022年11月12日 10:35撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
1
11/12 10:35
挑戦
またしばらくゴーロ歩き
2022年11月12日 10:50撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 10:50
またしばらくゴーロ歩き
2段3m
2022年11月12日 11:06撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 11:06
2段3m
崩れそうな岩
2022年11月12日 11:12撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 11:12
崩れそうな岩
2022年11月12日 11:12撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
1
11/12 11:12
2022年11月12日 11:15撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 11:15
F7
2022年11月12日 11:16撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 11:16
F7
金冷シ沢出合。右が本谷。プレートもありわかりやすい
2022年11月12日 11:21撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 11:21
金冷シ沢出合。右が本谷。プレートもありわかりやすい
2022年11月12日 11:22撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 11:22
2022年11月12日 11:22撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 11:22
2022年11月12日 11:22撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 11:22
2022年11月12日 11:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 11:34
2022年11月12日 11:40撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 11:40
2022年11月12日 11:41撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 11:41
巨大なF8が見えてくる(崩れやすいので登らないでプレートも)
2022年11月12日 11:42撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 11:42
巨大なF8が見えてくる(崩れやすいので登らないでプレートも)
F8
2022年11月12日 11:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 11:43
F8
2022年11月12日 11:44撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/12 11:44
2022年11月12日 11:45撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 11:45
F8真下。すごく大きくてかっこいい
2022年11月12日 11:46撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
2
11/12 11:46
F8真下。すごく大きくてかっこいい
F8は左岸ルンゼを登り、そこから豊富な残置ロープを辿って30mほどの高巻き。写真は最上部より。ここからトラバースしていく
2022年11月12日 12:01撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 12:01
F8は左岸ルンゼを登り、そこから豊富な残置ロープを辿って30mほどの高巻き。写真は最上部より。ここからトラバースしていく
2022年11月12日 12:46撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 12:46
ここで右に行きたくなるがこれは罠、ここはスルーして少し先で右に行くと本谷
2022年11月12日 12:47撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 12:47
ここで右に行きたくなるがこれは罠、ここはスルーして少し先で右に行くと本谷
ここを右にいくと本谷、F9がすぐにみえる
2022年11月12日 12:52撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 12:52
ここを右にいくと本谷、F9がすぐにみえる
F9
2022年11月12日 12:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 12:54
F9
2022年11月12日 12:54撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 12:54
F9のプレート?「F」としか書いてなかったが…
2022年11月12日 12:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 12:54
F9のプレート?「F」としか書いてなかったが…
F9は左岸から高巻き
2022年11月12日 12:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 12:56
F9は左岸から高巻き
F9左岸高巻きからの沢床復帰地点
2022年11月12日 13:04撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 13:04
F9左岸高巻きからの沢床復帰地点
ここから本格的な詰めの様相
2022年11月12日 13:07撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 13:07
ここから本格的な詰めの様相
ガレに混ざって金網がある、地味にこの金網、ガレを崩れずに踏めるようになる効用がありありがたい
2022年11月12日 13:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 13:08
ガレに混ざって金網がある、地味にこの金網、ガレを崩れずに踏めるようになる効用がありありがたい
この辺りはすっかり植物が枯れている
2022年11月12日 13:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 13:11
この辺りはすっかり植物が枯れている
2022年11月12日 13:12撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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11/12 13:12
詰め先の表尾根が見えてくる
2022年11月12日 13:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 13:14
詰め先の表尾根が見えてくる
詰めの途中で振り返るとご褒美の景色
2022年11月12日 13:17撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/12 13:17
詰めの途中で振り返るとご褒美の景色
詰め終盤から振り返る
2022年11月12日 13:40撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 13:40
詰め終盤から振り返る
この辺りで登山道に合流
2022年11月12日 14:01撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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11/12 14:01
この辺りで登山道に合流
富士山、裾野だけギリギリ見えた
2022年11月12日 14:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 14:11
富士山、裾野だけギリギリ見えた
2022年11月12日 14:11撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 14:11
2022年11月12日 14:11撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 14:11
尊仏山荘
2022年11月12日 14:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 14:11
尊仏山荘
塔ノ岳ピークには休憩する人がたくさん
2022年11月12日 14:11撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 14:11
塔ノ岳ピークには休憩する人がたくさん
尊仏山荘を後にするころに晴天
2022年11月12日 14:39撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 14:39
尊仏山荘を後にするころに晴天
金冷シ分岐
2022年11月12日 14:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 14:49
金冷シ分岐
花立ノ頭から先週登った勘七ノ沢方面
2022年11月12日 14:55撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 14:55
花立ノ頭から先週登った勘七ノ沢方面
花立山荘のこれ、先週はおしるこ/かき氷だったが、おしるこ/うどんになっていた(かき氷も売ってました)
2022年11月12日 14:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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11/12 14:59
花立山荘のこれ、先週はおしるこ/かき氷だったが、おしるこ/うどんになっていた(かき氷も売ってました)
2022年11月12日 15:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
11/12 15:03
下山道
2022年11月12日 15:03撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
11/12 15:03
下山道
天神尾根分岐
2022年11月12日 15:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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天神尾根分岐
下山道の景色
2022年11月12日 15:36撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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下山道の景色
山の中腹の紅葉が見事だった
2022年11月12日 15:59撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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山の中腹の紅葉が見事だった
朝通った鉄橋を越えて駐車場へ向かう道
2022年11月13日 15:03撮影
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朝通った鉄橋を越えて駐車場へ向かう道
駐車場へ到着
2022年11月13日 15:03撮影
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駐車場へ到着
河原でテントを張ったりバーベキューをしている人たちがいた。ほのぼの
2022年11月13日 15:03撮影
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河原でテントを張ったりバーベキューをしている人たちがいた。ほのぼの

装備

MYアイテム
やっくん
重量:1.31kg
個人装備
グローブ 雨具 着替え 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ スリング セルフビレイランヤード 参考遡行図 地形図 バイル サングラス
共同装備
ロープ(8mm30m) クイックドロー カム数本 アッセンダー レスキューセット(プーリー/マイクロトラクション) ハーケン数枚 特小無線機2台 ナイフ ツェルト ヒル忌避剤 熊鈴

感想

今年の沢納めをここに。
これで来春までは沢は封印して外岩勢に戻ります…!

「丹沢を本格的にやるならまずは葛葉川本谷、勘七ノ沢、水無川本谷の3つにはご挨拶いっときたいな」の最後。2週間で3本行けました。
葛葉: https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4846735.html
勘七: https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4872519.html

日本百名谷!丹沢の顔!塔ノ岳への詰め!というわけでやってきました水無川本谷。
登攀を主として遊んでいる人間なので、前回の勘七が楽しかったこともあり、そういう点ではあまり記憶に残ったところがない沢になった。

沢の遡行として楽しいのはF5上までぐらい。なのでそこでちょうど横切る廃道になった書策新道から源次郎尾根を使って下山すれば半日コースでいけそう。とはいえ、F8の大きさは思わず声が出るので、そこまで見に行ってほしさもあり。

「F1〜F5の滝では鎖もあり安心」のような記述をしている記録も多いが、かなり古い鎖が多く、支点も怪しいものが多いのでそれを使えないと登れないような初心者の入渓は控えたほうが良さそう。また、沢登りの経験値が求められる高巻きも多いので、トータルで参考遡行図の「1級"上"」になっている理由は納得が行く。

登攀でいうと、F3の右壁を8mぐらいの高さのところまで登ってはみたものの、そこから先がフォローには難しそうだったので、降りて高巻きを選択したが、そこから戻るときのクライムダウンが核心だったwこの辺りは普段クライムダウンを含めた課題を用意してくれているホームジムに感謝しかない。

紅葉はCo.800周辺が赤さのピークでとても綺麗だった。人がまったくいない静かな沢で見る紅葉はとても良いものです。これのために来たといっても過言ではない……。

詰めは、ガンガン崩れる系のガレ+石が多めなのでバイルも刺さりにくい、でキツさはあるものの、斜度はそこまでないので一歩一歩しっかり進めば問題なくあがれる。気をつけてはいても、落石が避けられない詰めではあるので、大人数のパーティの場合はそこのケアが必要。沢筋ではなく左右の尾根にさっさとあがってそこから表尾根を目指すほうが平和かも。

想定していたよりも時間はかかったが、安全性を欠くことなく良いパフォーマンスで遡行ができたと思う。

来年はどこの沢に行こうかな。またね!

先々週に沢納めをしたのだが、パートナーが行くというので一緒に行かせてもらった。
乾いたゴーロ歩きがメイン。この季節なので紅葉がとても綺麗だった。防寒用でウェットスーツを着ていたが晴れていて水はさほど冷たくもなく快適だった。ただ季節的に岩の上や巻き道など落ち葉が多く、足場を探す作業が増えた。

脆い岩が多く、面積の少ない粒のような石をフェルトソールで踏むのがどうにも慣れずナンバーがついている各滝それぞれに時間をかけすぎてしまい足を引っ張る形になった(F1、F3の巻き、F8の高巻き、詰めでそれぞれ高所恐怖症発動)。高巻きや詰めの砂地なども力の入れ方がわからず心が折れた沢。自分は沢へ行く回数が増すごとに沢への恐怖心も増しているのと、フェルトソールの歩き方がわからなくなっているためギアの見直しと勉強し直しが必要。
下山は2人ともスピードがある程度出せるので問題なく快適に降りられた。今年11本の沢を登って下山力が上がっているのは確か。高巻きや詰めは足がすくんでしまうが、登山道に出ると『人が作ってくれた道』という安心感が半端ない。今日も生きて帰ってこられたので良かった。
毎回行った後に「自分は沢登りに向いていない」と思うが、来期もまた行くと思う。

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