和田峠-生藤山-三国山-浅間峠 〜笹尾根続編〜 B22
- GPS
- 06:07
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,157m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 上川乗13:42(西東京バス、700円)-14:24武蔵五日市駅14:32 |
コース状況/ 危険箇所等 |
二日前の降雪による影響なし。トレース明瞭、凍結個所も少ない。ただ生藤山から三国山への下り急坂が凍結、アイゼン必要。 ※冬山は刻一刻と姿を変えますので、直前の情報収集と備えを。 ※アイゼン装着したため「雪山ハイキング」としました。 |
写真
感想
このところ仕事に「嬉しくて涙が出るほど」激しい日々を余儀なくされていたため、3週間のブランクと久々の雪山に怖気づいて、笹尾根の続編を選ぶことにした。予報では三頭山でさえ15mほどの強風の心配があるとのことで、ある程度の覚悟をして出発した。
高尾駅では始発バスにもかかわらず、満席より多くの人が列を成す。陣馬山人気は相変わらずだ。終着のバス停でほぼ全員が降りる。単独行の人々はすかさず歩き始める。私は前回の激痛を思い出し、少しだけストレッチ。
林道をしばらく行くと新道分岐。ほとんどの人がここで登山道に入り、陣馬山を目指す。そのまま林道を進み、高度を稼ぎながら徐々に体を温める。和田峠駐車場にはかなりの積雪がそのまま残っていた。ダウンジャケットを脱ぎ、ストックを準備しようとすると伸びない。前回洗った後に水滴をきちんと拭き取らなかったせいで凍り付いているようだった。仕方がないのでそのまま出発。
林道を行くとほどなく登山道入口が左手に現れる。トレース明瞭、滑り止め不要の道。先ずは醍醐峠、醍醐丸へ緩やかに登る。醍醐峠から和田バス停に至る道は、笹尾根のメインストリートと異なり誰も踏んでいないようだった。展望の開けていない醍醐丸を過ぎ、連行山に向かう。
風も無く熊鈴も鳴らない静かな道を進む。踏み固められた笹尾根は歩きやすく時間のロスも無い。気温上昇と共に復活したストック、やはりこの推進力と安定性は欠かせない。右手に戸倉三山、左に権現山。垣間見える富士の周りに、今日は怪しい雲は全く無い。
茅丸は捲いて生藤山へ。岩場を抜けたのち一旦下り、最後の登りを経て山頂へ。富士山を目のあたりにするのは、誰もが待ち望み報われたと思える瞬間だ。ベンチも有りここで昼食にするか迷ったが、富士山に対し平行な頂を有する三国山まで進むことにした。下りは急坂かつ凍結しており、山頂に戻ってから六本爪を装着した。
三国山から富士山を眺めながらゆっくりと昼食、依然として風は無い。仕事も私事も何も考えない貴重な時間が過ぎる。2杯目のコーヒーを飲んだのち、再び雪の笹尾根を西へ歩き始める。軍刀利神社、熊倉山を過ぎ、浅間峠へ。予定よりも少し早い。樹林帯にない峠は明るく、やわらかな陽ざしが降りそそいでいる。のんびりすべきか迷ったが、例によって1本早いバスに間に合うかどうか微妙な時間であることから、ほどなく出発した。
12月に登った道、緩急のつけどころはわかっている。北面樹林帯にしては積雪量も凍結個所も少なかった。途中でアイゼンを脱いだのちはさらにスピードを増し、バス停のトイレで靴の泥を落とすことのできる時間内に到着した。少し物足りない、早上がりの山行だったが、再び多忙な日々を迎えるに十分で穏やかなひとときを与えてくれた。
kimichin様
おはようございます。
生藤山から富士山見えるのですね。
私去年の10月に一度だけ生藤山に行きましたが、気がつきませんでした。
靜かなお山で気に入っています。
その時、毎週生藤山にいらしているという、82歳の男性の方にお会いして、一緒にお昼御飯を食べました。
生藤山に雪が積もったときに、ラッセルして登るのがとても面白いとおっしゃっていました。kimichin様のお写真を拝見しておりますと積雪があるようなので、その男性の方も楽しく登られていらっしゃるのかなと思いました。
お怪我なされませぬよう充分お気をつけください。
次回も穏やかで楽しい、富士山がきれいに見える山行でありますようにと祈っています。
reochi19様
こんばんは。
生藤山には「ふじさん」が隠れているのです。近すぎず、遠すぎず、
ちょうど良い大きさの富士山に会えますね。
程よい積雪量でした。時折コースを外れて新雪の感触を楽しみました。
「急がず、常に謙虚さを忘れずに」かなり苦手な課題なのですが、
怪我無くあたりまえのように帰れるよう、気を付けます。
ゲレンデの合間の、雪山ハイクの便りもお待ちしています。
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