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Yamareco

記録ID: 582946
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

和田峠-生藤山-三国山-浅間峠 〜笹尾根続編〜 B22

2015年02月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:07
距離
12.8km
登り
1,157m
下り
1,070m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:14
休憩
0:53
合計
6:07
7:48
7:48
32
8:20
8:30
20
8:50
8:51
8
9:41
9:41
39
10:20
10:22
26
10:48
10:51
14
11:05
11:30
15
11:45
11:46
20
12:06
12:07
13
12:20
12:20
21
12:41
12:43
8
12:51
12:59
38
13:37
13:37
0
13:37
ゴール地点
陣馬高原下バス停7:30-陣馬新道登山口7:50-8:30和田峠8:40-醍醐峠9:00-醍醐丸9:20-連行峰10:20-10:50生藤山11:00-11:05三国山11:30-軍荼利神社11:45-熊倉山12:05-栗坂峠12:40-12:50浅間峠13:00-13:35上川乗バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 6:33京王線高尾駅、高尾駅北口6:55(西東京バス、560円)-7:30陣馬高原下
復路 上川乗13:42(西東京バス、700円)-14:24武蔵五日市駅14:32
コース状況/
危険箇所等
二日前の降雪による影響なし。トレース明瞭、凍結個所も少ない。ただ生藤山から三国山への下り急坂が凍結、アイゼン必要。
※冬山は刻一刻と姿を変えますので、直前の情報収集と備えを。
※アイゼン装着したため「雪山ハイキング」としました。
陣馬高原下バス停にて。トイレあり。
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陣馬高原下バス停にて。トイレあり。
新道分岐。
林道を和田峠まで歩く。
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林道を和田峠まで歩く。
陣馬山方面。
和田峠の茶屋と陣馬山への道。
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和田峠の茶屋と陣馬山への道。
駐車場もこのとおり。
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駐車場もこのとおり。
笹尾根方面の林道。左はトイレ。
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笹尾根方面の林道。左はトイレ。
林道と分かれ登山道へ。
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林道と分かれ登山道へ。
笹尾根始まる。
醍醐峠。
和田バス停からの道は昨日誰も歩いていない。
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和田バス停からの道は昨日誰も歩いていない。
このまき道も昨日は誰も通っていない。
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このまき道も昨日は誰も通っていない。
醍醐丸への道。
醍醐丸。戸倉三山方面への道を分ける。
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醍醐丸。戸倉三山方面への道を分ける。
まき道を合わせる。
2
まき道を合わせる。
雪に覆われた笹尾根(振り返り)。
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雪に覆われた笹尾根(振り返り)。
連行山。この後の茅丸は捲いたから今日の最高点1,016m!
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連行山。この後の茅丸は捲いたから今日の最高点1,016m!
伸びやかな明るい道が続く。
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伸びやかな明るい道が続く。
ここはまき道へ。次の分岐で右に捲くと生藤山には行けなくなる。
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ここはまき道へ。次の分岐で右に捲くと生藤山には行けなくなる。
生藤山。ベンチに座って富士を眺められる。
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生藤山。ベンチに座って富士を眺められる。
今日も会えた。
山頂付近、強風に雪が舞い上がっている。
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山頂付近、強風に雪が舞い上がっている。
三国山への急坂凍結のため、戻ってアイゼンを装着する。
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三国山への急坂凍結のため、戻ってアイゼンを装着する。
三国山への道。
三国山。
奥多摩では、ここからの富士山は近い。
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奥多摩では、ここからの富士山は近い。
南アルプスも見える。
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南アルプスも見える。
富士を見ながらの昼食。今日はブルーマウンテン・ブレンドね。
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富士を見ながらの昼食。今日はブルーマウンテン・ブレンドね。
予報と異なりほとんど風のない尾根道。
3
予報と異なりほとんど風のない尾根道。
軍刀利神社。
ここからも富士山がよく見える。
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ここからも富士山がよく見える。
熊倉山。
キュッ、キュッ、ボンキュッボン、あれっ?!
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キュッ、キュッ、ボンキュッボン、あれっ?!
今日の光と影。
浅間峠に着く。
明るい峠でゆっくりするはずだったが、例によって1本早いバスに乗るため先を急ぐ。
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明るい峠でゆっくりするはずだったが、例によって1本早いバスに乗るため先を急ぐ。
一か月半前に登った道を、アイゼンを脱いで駆け下りる。
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一か月半前に登った道を、アイゼンを脱いで駆け下りる。
そう、あの時はこの暗き世界へ入って行った。
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そう、あの時はこの暗き世界へ入って行った。
7分前に上川乗バス停着。トイレあり。靴を洗いバスを待つ。
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7分前に上川乗バス停着。トイレあり。靴を洗いバスを待つ。

感想

 このところ仕事に「嬉しくて涙が出るほど」激しい日々を余儀なくされていたため、3週間のブランクと久々の雪山に怖気づいて、笹尾根の続編を選ぶことにした。予報では三頭山でさえ15mほどの強風の心配があるとのことで、ある程度の覚悟をして出発した。
 高尾駅では始発バスにもかかわらず、満席より多くの人が列を成す。陣馬山人気は相変わらずだ。終着のバス停でほぼ全員が降りる。単独行の人々はすかさず歩き始める。私は前回の激痛を思い出し、少しだけストレッチ。
 林道をしばらく行くと新道分岐。ほとんどの人がここで登山道に入り、陣馬山を目指す。そのまま林道を進み、高度を稼ぎながら徐々に体を温める。和田峠駐車場にはかなりの積雪がそのまま残っていた。ダウンジャケットを脱ぎ、ストックを準備しようとすると伸びない。前回洗った後に水滴をきちんと拭き取らなかったせいで凍り付いているようだった。仕方がないのでそのまま出発。
 林道を行くとほどなく登山道入口が左手に現れる。トレース明瞭、滑り止め不要の道。先ずは醍醐峠、醍醐丸へ緩やかに登る。醍醐峠から和田バス停に至る道は、笹尾根のメインストリートと異なり誰も踏んでいないようだった。展望の開けていない醍醐丸を過ぎ、連行山に向かう。
 風も無く熊鈴も鳴らない静かな道を進む。踏み固められた笹尾根は歩きやすく時間のロスも無い。気温上昇と共に復活したストック、やはりこの推進力と安定性は欠かせない。右手に戸倉三山、左に権現山。垣間見える富士の周りに、今日は怪しい雲は全く無い。
 茅丸は捲いて生藤山へ。岩場を抜けたのち一旦下り、最後の登りを経て山頂へ。富士山を目のあたりにするのは、誰もが待ち望み報われたと思える瞬間だ。ベンチも有りここで昼食にするか迷ったが、富士山に対し平行な頂を有する三国山まで進むことにした。下りは急坂かつ凍結しており、山頂に戻ってから六本爪を装着した。
 三国山から富士山を眺めながらゆっくりと昼食、依然として風は無い。仕事も私事も何も考えない貴重な時間が過ぎる。2杯目のコーヒーを飲んだのち、再び雪の笹尾根を西へ歩き始める。軍刀利神社、熊倉山を過ぎ、浅間峠へ。予定よりも少し早い。樹林帯にない峠は明るく、やわらかな陽ざしが降りそそいでいる。のんびりすべきか迷ったが、例によって1本早いバスに間に合うかどうか微妙な時間であることから、ほどなく出発した。
 12月に登った道、緩急のつけどころはわかっている。北面樹林帯にしては積雪量も凍結個所も少なかった。途中でアイゼンを脱いだのちはさらにスピードを増し、バス停のトイレで靴の泥を落とすことのできる時間内に到着した。少し物足りない、早上がりの山行だったが、再び多忙な日々を迎えるに十分で穏やかなひとときを与えてくれた。

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コメント

生藤山いいですね
kimichin様
おはようございます。

生藤山から富士山見えるのですね。
私去年の10月に一度だけ生藤山に行きましたが、気がつきませんでした。
靜かなお山で気に入っています。
その時、毎週生藤山にいらしているという、82歳の男性の方にお会いして、一緒にお昼御飯を食べました。
生藤山に雪が積もったときに、ラッセルして登るのがとても面白いとおっしゃっていました。kimichin様のお写真を拝見しておりますと積雪があるようなので、その男性の方も楽しく登られていらっしゃるのかなと思いました。

お怪我なされませぬよう充分お気をつけください。
次回も穏やかで楽しい、富士山がきれいに見える山行でありますようにと祈っています。
2015/2/3 9:09
急がず、謙虚さを忘れず、、、
reochi19様
こんばんは。

生藤山には「ふじさん」が隠れているのです。近すぎず、遠すぎず、
ちょうど良い大きさの富士山に会えますね。
程よい積雪量でした。時折コースを外れて新雪の感触を楽しみました。

「急がず、常に謙虚さを忘れずに」かなり苦手な課題なのですが、
怪我無くあたりまえのように帰れるよう、気を付けます。
ゲレンデの合間の、雪山ハイクの便りもお待ちしています。
2015/2/3 20:55
プロフィール画像
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