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Yamareco

記録ID: 603487
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ハイキング
富士・御坂

三国山-鉄砲木ノ頭 〜山に居られるだけで〜 C4

2015年03月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:30
距離
10.4km
登り
547m
下り
650m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:51
休憩
0:46
合計
4:37
10:25
10:30
25
10:55
10:58
27
11:25
11:25
12
11:37
11:38
9
11:47
12:10
17
12:27
12:27
24
12:51
13:02
21
13:23
13:24
23
13:47
13:49
41
14:30
ゴール地点
籠坂峠9:50-アザミ平10:25-大洞山(角取山)10:55-楢木山11:25-ヅナ峠11:35-11:55三国山12:20-三国峠12:25-12:50鉄砲木ノ頭13:00-パノラマ台13:25-13:50切詰14:10-14:30撫岳荘前
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 池尻大橋BS 6:45(小田急箱根高速バス、1,680円)8:10御殿場駅9:00(富士急バス、910円)9:33籠坂峠
復路 撫岳荘前15:28(中央高速バス、2,050円)定刻は17:55(渋滞でいつもどおり延着)新宿高速バスターミナル
コース状況/
危険箇所等
道標はしっかりしていて、コースを外れることはありません。ただ、三国山から三国峠にかけては尾根道が広がるため踏み跡を見失わないようにしなければなりません。ベンチは、大洞山と楢木山の中間地点、三国山に。トイレはパノラマ台に在るのですが、まだ冬季らしく使用中止の表示、下山後の山中湖交流プラザ敷地内に。
籠坂峠には予定どおりの時間に到着。
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籠坂峠には予定どおりの時間に到着。
準備を整え出発。
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準備を整え出発。
進行方向前進すぐに右後ろ鋭角に国道を離れる。
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進行方向前進すぐに右後ろ鋭角に国道を離れる。
墓地を抜けるとそのまま登山道へ。
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墓地を抜けるとそのまま登山道へ。
水みちで浸食された登山道は歩きにくい。
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水みちで浸食された登山道は歩きにくい。
雪が僅かに残る。
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雪が僅かに残る。
春霞で富士も遠方の山も見えず。
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春霞で富士も遠方の山も見えず。
アザミ平分岐。
晴れていても雲多く眺望開けず。
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晴れていても雲多く眺望開けず。
春というより秋の風情。
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春というより秋の風情。
霞というより霧に包まれつつある。
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霞というより霧に包まれつつある。
大洞山。
今日の光と影。
大洞山、楢木山の中間地点にベンチ。
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大洞山、楢木山の中間地点にベンチ。
楢木山。
ひたすら「秋」の道を進む1。
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ひたすら「秋」の道を進む1。
ひたすら「秋」の道を進む2。
2
ひたすら「秋」の道を進む2。
ヅナ峠。
三国山には先着の団体様。
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三国山には先着の団体様。
今日は十番「モンダボー」の美味しいパン。
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今日は十番「モンダボー」の美味しいパン。
ゴーカートの音、伐採作業音、高らかな笑い声、賑やかな山頂だった。
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ゴーカートの音、伐採作業音、高らかな笑い声、賑やかな山頂だった。
三国峠には駐車場があり、通過する車も速いのでぼーっとせず渡る。
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三国峠には駐車場があり、通過する車も速いのでぼーっとせず渡る。
さて、明神山へひと登り。
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さて、明神山へひと登り。
半ば諦めながら「富士の展望台」たる場所を目指す。
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半ば諦めながら「富士の展望台」たる場所を目指す。
カヤトに囲まれた道を進む、この上なく気持ちよい。
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カヤトに囲まれた道を進む、この上なく気持ちよい。
霞む富士、それでも嬉しい。ここからはいつもその大きさに圧倒される。
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霞む富士、それでも嬉しい。ここからはいつもその大きさに圧倒される。
陽の光に輝く。
明神の社が見える。まもなく山頂だ。
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明神の社が見える。まもなく山頂だ。
雲が動かない。
石割山方向、遠くに御正体山。
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石割山方向、遠くに御正体山。
明神山(鉄砲木ノ頭)山頂標識。
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明神山(鉄砲木ノ頭)山頂標識。
カヤトと別荘群。
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カヤトと別荘群。
富士に向かって駆け下りたい衝動に駆られる。
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富士に向かって駆け下りたい衝動に駆られる。
富士とカヤトと山中湖。
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富士とカヤトと山中湖。
山中湖北側の山並と平野の町。
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山中湖北側の山並と平野の町。
正面に山中湖交流プラザきらら。
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正面に山中湖交流プラザきらら。
パノラマ台のトイレは使用禁止だった。
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パノラマ台のトイレは使用禁止だった。
再び「秋」のような道を進む。
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再び「秋」のような道を進む。
里の気配が近づく。
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里の気配が近づく。
三国山ハイキングコース入口(切詰)着。交流プラザで身支度を整えてから撫岳荘前バス停へ。
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三国山ハイキングコース入口(切詰)着。交流プラザで身支度を整えてから撫岳荘前バス停へ。

感想

 ちょうど一月ぶりの山行だったが、思ったほど長くは感じられなかった。それほど公私ともに忙しくそれどころではない日々だった。「公」はともかく問題は「私」なのだが、検査結果は月曜以降のようなのでその前に登ってしまおうと、いつもどおり富士の見える山を目指すことにした。毎回「徒然なるままに」山でのひとときを記しているので、今回は写真を載せる程度にしよう、と思っていた矢先、或る人から「毎回楽しみにしています」などと言われたことに気を良くして、今回も鍵盤という名の筆を走らせることにした。
 小田急箱根高速バスの始発に乗り込み、丹沢西端に位置する三国山に向かった。時刻表どおりに御殿場を経て籠坂峠に着く。余裕のある行程ゆえに落ち着いて行動できるはずだったが、トイレが在るかどうか確認するためにモタモタしたり、これもいつもどおり登山口方向に自信を持てずにオタオタしたりして、10分ほどロスして出発。
 墓地の中を抜けるとそのまま登山道に入る。暑い、すぐにアウターを脱ぐ。晴天の予報だったが、そこは春の天気、気まぐれだ。霞、霧、雲、全く歓迎していないのに、進むにつれ様々な気象現象が目の前に現れる。山中湖越しの雄大な富士の姿が徐々に遠のいてゆく。
 緩やかな上り下りを経て、アザミ平に着く。お気に入りの吸湿性良いタオルを忘れたことに気づき、予備のタオルを取り出す。急登のないコース、この間に起こった様々な出来事を思い出し、考えてしまう。彼岸中日の翌日、少しだけ昼間が長くなったのだからもう少し長丁場のコースでも良かったかもしれないが、準リハビリの歩きであることを思い出し、気を取り直して楽しむことにした。
 今日はレースイベントが有るらしく、須走からゴーカートのモーター音がやけに響く。ゆっくり気分よく歩くうちに三国山に着いた。「人生の大先輩」である団体の方以外に人影はなかったが、やはりここは静かな山歩きには向かないのかもしれない。まあ今日の私にはこのくらいの音に囲まれた方が丁度よいのだろう。予定どおりここで昼食。少し贅沢なパン、美味しい。のんびり食べるとコーヒーも一層美味い。
 三国峠まで一気に下り、明神山へ登り返す。陽の光を浴びて美しく輝くカヤトの中を進むのは気持ち良い。明神山(鉄砲木ノ頭)のそれは、富士や山中湖に負けない存在感を醸し出している。ほどなく山頂、いつになく長い時間をかけて、山中神社奥宮前で手を合わせた。機内モードにして現実逃避をしていたことが気になり、電波を受け付け始めた途端、緊急連絡のメールやら不在着信のお知らせなどが次々と飛び込んできた。対応や指示をすることで大分遅らせ予定の時間に近づけることができたが、それでも帰りの高速バスの時間まで持て余しそうなので、春霞にけぶる富士と眼下の山中湖、そしてカヤトの三点セットを十分に堪能することにした。
 やはり山は良い。いつしか、知らないうちに費やした時間や気づかなかった変化を忘れ、その瞬間の景(ひかり)や風の囁きに没頭することができた。満足感と共に下山を始めると、水面のきらめきやリゾートの空気が瞬く間に近づく。山中湖交流プラザきららのグラウンド脇でトイレ、缶コーヒー休憩を済ましてから身支度を整え、撫岳荘前のバス停に向かった。公私ともに自然に、ごく普通に多忙な日々であることを願い、もう一度富士山の雄姿を見ながらその存在に感謝した。

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コメント

「今日の光と影」素敵です
kimichin様
お疲れ様でした。

「今日の光と影」の写真、木々の濃さと空の明るさのコントラストがとっても素敵です。
確かに秋の終わりのような初冬のような感じがしました。

それから、いろんな写真に写っている雲のそれぞれが、なんとなくのんびりしていていいです。私まで、のほほんとしてしまいました。

本文に検査結果と記述がありましたが、お身体お大切になさってください。

次回の山行もお天気に恵まれますように!!
2015/3/23 20:01
春霞も良いものです
reochi19様
春霞でうっすらと見える富士、騒々しいゴーカートの音、
美しく輝くカヤト、木々の間からそそぐ暖かな陽の光、
短い山行でしたが、印象深いものとなりました。
reochi19様の感性を見習い、もっと様々なことに気付けるよう、
これからも山に登りながら努力したいと思います。

転倒して怪我はなかったですか。来年はきっと大丈夫ですね。
チャレンジ精神も大いに見習います。
2015/3/23 22:02
ありがとうございます
kimichin様
おはようございます。

私のこと御心配いただきありがとうございます。
怪我は全くなかったので大丈夫です。

ありがとうございます。
2015/3/24 9:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
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体力レベル
2/5

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