また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 639945
全員に公開
ハイキング
丹沢

不老山-湯船山-三国峠 〜若葉に包まれ西丹沢から西へ〜 B25

2015年05月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:46
距離
20.1km
登り
1,422m
下り
691m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:08
休憩
1:27
合計
7:35
7:15
53
8:08
8:10
89
9:39
9:39
1
9:40
9:50
22
10:12
10:12
12
10:24
10:24
9
10:33
10:33
37
11:10
11:10
24
11:34
11:35
25
12:00
12:20
27
12:47
12:48
20
13:08
13:08
25
13:33
13:33
16
13:49
14:42
8
14:50
ゴール地点
駿河小山駅 7:15−登山口 7:30−9:40 不老山 9:50−世附峠 10:15−峰坂峠 10:30−白クラノ頭 11:10−11:30 湯船山 11:35−12:15 明神峠 12:25−三国峠 13:10−パノラマ台 13:30−13:50 交流プラザきらら 14:40−14:50 撫岳荘前BS
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 〜6:39 新松田駅、松田駅 6:50−7:10 駿河小山駅
復路 撫岳荘前BS 15:28(中央高速バス、2050円)(渋滞で約2時間延着)新宿高速バスターミナル
※JR御殿場線は交通系ICカード未対応
コース状況/
危険箇所等
整備十分、迷う個所はありません。
今日は「駅からスタート」。7:15、例によって登山者一人、すぐに歩き始める。
2
今日は「駅からスタート」。7:15、例によって登山者一人、すぐに歩き始める。
右折、御殿場線を渡り、
1
右折、御殿場線を渡り、
鮎沢川を渡る。
富士箱根トレイルと台風被害により、不老山まで新コースが設定された。
3
富士箱根トレイルと台風被害により、不老山まで新コースが設定された。
ここで旧道を離れ左へ。
1
ここで旧道を離れ左へ。
ここが登山口。
昨日の雨で落ち葉が湿っていて心地よくない。
2
昨日の雨で落ち葉が湿っていて心地よくない。
いきなり階段状の急登。
1
いきなり階段状の急登。
丹沢の若葉。
尾根道を行く。
吹き上がる風が心地よい。
2
吹き上がる風が心地よい。
日射しはやわらかく、風は爽やか。
3
日射しはやわらかく、風は爽やか。
最初のベンチ、まだ十分お誘いを断れる。
10
最初のベンチ、まだ十分お誘いを断れる。
生土山分岐通過。
1
生土山分岐通過。
林道を横切る。
金太郎標識。
こ、こら。
やっぱり。(とか遊んでる場合ではない。急がねば)
7
やっぱり。(とか遊んでる場合ではない。急がねば)
不老山のお休み処、10分休憩、態勢を整える。
3
不老山のお休み処、10分休憩、態勢を整える。
眺望の無い不老山を出発、さあ山中湖を目指せ。
2
眺望の無い不老山を出発、さあ山中湖を目指せ。
世付峠。ここで今日初めて人と出会う。
1
世付峠。ここで今日初めて人と出会う。
湯船山だろうか。
2
湯船山だろうか。
南に開けた。こうでなくては。
6
南に開けた。こうでなくては。
不老山を振り返る。
2
不老山を振り返る。
陽の光が眩しくなってきた。
7
陽の光が眩しくなってきた。
若葉のトンネルが続く。
2
若葉のトンネルが続く。
あの光は。着いたか。
4
あの光は。着いたか。
白くらの頭であった。この後も何度か騙される。
1
白くらの頭であった。この後も何度か騙される。
今日の光と影。
湯船山。意外に遠かった。
8
湯船山。意外に遠かった。
まき道。実は明神山をまいていた。
3
まき道。実は明神山をまいていた。
この鉄塔廻り、浮かれていると一瞬道を失う。
1
この鉄塔廻り、浮かれていると一瞬道を失う。
明神峠から遠望。
5
明神峠から遠望。
明神峠の見晴台、15分休む。虫に悩まされる。
2
明神峠の見晴台、15分休む。虫に悩まされる。
明神峠の標識。ここにも金太郎くん。
2
明神峠の標識。ここにも金太郎くん。
車道と平行に登山道が続く。
1
車道と平行に登山道が続く。
車道を登るよりは。されどここにきての登りは。
2
車道を登るよりは。されどここにきての登りは。
富士スピードウェイ、この辺り直で響く。
2
富士スピードウェイ、この辺り直で響く。
三国山東登山口。眺望なく3月に登ったばかり、予定どおりパス。
1
三国山東登山口。眺望なく3月に登ったばかり、予定どおりパス。
車道を歩く。振り返る。三国山かな。
3
車道を歩く。振り返る。三国山かな。
三国峠、2ヶ月前に西から東へ抜けた。今日は北へ。
1
三国峠、2ヶ月前に西から東へ抜けた。今日は北へ。
カヤトと空と。
やはりかの山には厚い雲が、、、よく見ると雲が南へ流れている。
3
やはりかの山には厚い雲が、、、よく見ると雲が南へ流れている。
おお。一瞬でも姿を現してくれれば。ありがとうございます。
9
おお。一瞬でも姿を現してくれれば。ありがとうございます。
パノラマ台からはいつも道無き道を下りてしまう。ここに出るのが正しい。
2
パノラマ台からはいつも道無き道を下りてしまう。ここに出るのが正しい。
今日の主役はやはり君たち若葉だった。
12
今日の主役はやはり君たち若葉だった。
今日も交流プラザきららで、顔を洗って、着替えて、コーヒー飲んでバス待ち。1時間早く着いたのでぼーっとしていた。
2
今日も交流プラザきららで、顔を洗って、着替えて、コーヒー飲んでバス待ち。1時間早く着いたのでぼーっとしていた。
渋滞必至にて準備して高速バスを待つ。
5
渋滞必至にて準備して高速バスを待つ。

感想

 西丹沢のさらに西、不老山から山中湖に至るこのコースは、日の短い時期に計画していた。東行き、西行きどちらが早く下山できるか、可能性のあるアクセスをおよそすべて調べたのに何となく後回しにしていた。何となくその方が良い気がしていた。今回、標高1,000mからスタートできる東行きではなく、最後に富士とカヤトと湖に会える西行きルートを選んだ。正解だった。
 来るべき6月、7月の山行に備え、のんびりと歩けない下山時間を設定、高速バスを予約した。新松田で交通系ICカードに未対応の御殿場線に乗り換える。予報どおり天気は良好。珍しく「駅からスタート」、市街地を抜けて登山口を目指す。金時山から富士山五合目に至る富士箱根トレイルなのできっと道や道標は整備されているのだろう。
 気温は高く風もないことを想定して、事前調査による岩場や藪漕ぎのないことを信じて、歩き始めから半袖のポロシャツで臨む。無理な課題だが、まとわりつく虫たちになるべく苛立たないようにしよう。そしてなるべく長い登りをイメージして丁寧に登ろう。
 歩き始めて間もなく、早くも水分を欲し、虫に狙われる。少しでも油断すると蜘蛛の糸。ストックで振り払い、雨後の湿った落ち葉の上を歩く。かなり心地よくない。ヒルでも落ちてきそうな暗い樹林帯を抜ける。
 呼吸が整ってきた。谷から吹き上がる風、鳥たちの囀り、実に心地よし。尾根に出てからはしばらく快速モード。若葉が眩しく爽やかな道、ゆっくり歩かずとも、この時間を十分楽しめる。雲の多すぎる空は見ないふりをしよう。
 不老山には予定どおりの時間に着いた。眺望は全くない。それにしても体力等、大分取り戻してきたのではないか。発汗もそれほどではない。今回、スポーツドリンクのハンディパックを凍らせて携行した。実に良い。この冷たさ、水分補給量を減らせられる。
 さあ山中湖を目指し、西へ向かおう。幾つかの峠や頭を越えてリズムを掴んで進む。僅かな区間、南に開けた場所を通過する。どうせなら北の方が有難いのだが、贅沢は言うまい。少しだけ強くなった風が程よく冷ましてくれる。サンショウバラの丘(すみません。或る方から名前が違うと教えていただきました。訂正いたします)と表示されている標識の前で、5人の女性グループとすれ違った。ほぼ同世代の方だろうか、先頭を歩く女性から「2輪だけ咲いていました」と教えられた。しかし、私に探せる訳はなく、少しだけ心残りのまま歩き続けた。
 湯船山へは何度か騙されながらたどり着く。ここも眺望は無い。甲相国境尾根のように辛抱の時間が続く。計画ではこの辺りで昼食のはずだったが、休むことなく出発。途中、携行食を少し食べたおかげでまだ快調に進める。明神山は標識無くまいてしまった。続く鉄塔廻り、浮かれていると道を失う。とは言っても辺りを見渡せばすぐに標識を見つけられるが。それにしても富士スピードウェイから直接聞こえるモーター音、うるさい。これから富士周辺では天気だけでなくレーススケジュールも押さえたくなるほどだ。
 明神峠で20分ほど休憩、何も虫の多いここで休むこともあるまい、少しの後悔を引きずりながら次の峠に向う。車道と平行に道があり良かった。もうしばらくは若葉のトンネルを歩ける。前回の訪問で眺望の無いことはわかっていたから、三国山東側登山口では迷うことなく車道歩きへ。自ら選んだとはいえ、ここへ来ての登り坂はきつい。意外に交通量も多い。
 三国峠からもなお車道を下る。下りのせいか、鉄砲木の頭のカヤトが美しく映えているからか、実に快適だ。富士の方角は目の前だが、雲に包まれてやはり見えない。諦めて歩いていると、雲が南へ動き始めた。微かな期待で待つ。一瞬だけ姿を現してくれた。今日も感謝の気持ちを忘れさせない演出に拍手。
 パノラマ台から湖に向けて登山道最後の区間、名残を惜しみながら下る。富士周辺の若葉も言葉の要らないほど美しい。今日の主役は間違いなく君たちなのだ。この山行、期待どおり低下していた体力回復の試金石になった。山中湖交流センターきららで顔を洗って、着替えて休憩、バスを待つ。終日爽やかな風とやわらかい日射しを得られたことに感謝し、のんびり青空を見上げていた。まもなく訪れる夏空を思い浮かべながら。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:923人

コメント

富士山見えました〜
kimichin様
おはようございます。

おつかれさまでした。
お天気まあまあでよかったです。雨さえ降らなければ良しです。

富士山、kimichinさんの思いが届いて、雲がぱあーっと切れました。右裾が長い感じもいいですね!!私は富士山というと山頂から裾野まで、考えてみたらちゃんと見たことがありませんでした。
それから、金太郎さんの道標いいですね。kimichinさんのお仲間さんと仲良く遊んでいましたね!!

6月7月本格的な山行御計画されていらっしゃる御様子ですが、くれぐれもお怪我なさらぬよう充分お気をつけください。

次回の山行もお天気に恵まれて楽しいひとときになりますように!!
2015/5/19 9:01
大分、体力が回復してきました
reochi19様
 今年の初めに計画したときには日暮れまでに歩き通す自信がなく、迷ってほかの山に登っていました。まだ不安はあったのですが、前回の安倍奥の縦走ができたことに気をよくしてポジティブに臨みました。途中、相棒が金太郎に叱られたり、虫たちとの格闘もありましたが、それほど苦労なく山中湖に到達できました。
 このところ富士山をぎりぎり見ることができ、感謝しています。ぜひ山中湖やまわりを囲む山々から見てください。それ以上近づかず、離れず、丁度良い距離感の美しい姿に会えるはずです。
 楽しく、思い出深き山行となりますように。
2015/5/20 12:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら