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Yamareco

記録ID: 826629
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雪山ハイキング
富士・御坂

笹子雁ガ腹摺山 〜霧氷たちの歓迎〜 A17

2016年03月12日(土) [日帰り]
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kimichin2 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:36
距離
13.4km
登り
842m
下り
874m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
1:24
合計
6:41
7:43
20
8:03
8:03
7
8:10
8:10
80
9:30
9:56
8
笹子隧道坑口
10:04
10:15
8
笹子峠
10:23
10:23
87
撤退地点
11:50
12:28
21
12:49
12:49
58
13:47
13:47
8
13:55
13:56
19
14:15
14:23
1
14:24
(列車内)
※途中いつのまにかGPSログがOFFになって、未記録区間が生じている。また、駅で終了し忘れ、車中で切ったためゴール地点がずれている。
天候 雪のち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
八王子駅発 6:35 - 笹子駅着 7:33
笹子駅発 14:23 - 石和温泉駅着 14:53
石和温泉駅発 16:54 (ビューやまなし、グリーンA室、1,670円) 新宿駅着 18:55
コース状況/
危険箇所等
笹子隧道坑口にてアイゼン、スパッツを装着。
笹子峠より達沢山方面へ破線ルートを進むものの、粗氷により木々の枝が撓り、振り払い進むため、時間的・精神的損失が大きく、また、前夜の降雪により踏み跡が隠されていたため、同行者と相談し撤退した。
コース変更を行い笹子雁ガ腹摺山へ向かったが、笹子峠からの急登は、道が明瞭であるがゆえ安心して登ることができた。
その他周辺情報 石和温泉「慶山」の日帰り温泉。当初の予定どおり向った。入浴料1,000円。ロビーに琴の音色響く由緒あるホテル、下山した登山者でも当然のように歓迎してくれる「本物の」ホテルだった。大浴場は露天風呂、サウナ付、とにかく広い。
笹子駅から甲府方面に逆行してまでも来た甲斐があった。
笹子駅を出立。ここに戻ることになろうとは、よもや思うまい。
2
笹子駅を出立。ここに戻ることになろうとは、よもや思うまい。
車道を歩くこと1時間、水墨画の世界へと誘(な)われる。
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車道を歩くこと1時間、水墨画の世界へと誘(な)われる。
霧氷たちの冷ややかな歓迎に笑顔で返す。
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霧氷たちの冷ややかな歓迎に笑顔で返す。
足取り軽く。
旧国道も趣深し。
2
旧国道も趣深し。
車道を離れ登山道へ。このあたり、まだ積雪浅く。
2
車道を離れ登山道へ。このあたり、まだ積雪浅く。
笹子隧道へ。いえ、そちらではありませぬ。
2
笹子隧道へ。いえ、そちらではありませぬ。
坑口にてアイゼンを装着。不覚にも手間取っていると、甲州市側から自転車が近づく。その度胸に感じ入る。
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坑口にてアイゼンを装着。不覚にも手間取っていると、甲州市側から自転車が近づく。その度胸に感じ入る。
笹子峠。行く手の達沢山方面の標識は右側に。暗雲漂うかのごとく雪で隠れていた。
2
笹子峠。行く手の達沢山方面の標識は右側に。暗雲漂うかのごとく雪で隠れていた。
すでに撤退後。コース変更後。峠からの急登後。
6
すでに撤退後。コース変更後。峠からの急登後。
粗氷よ、ため息が出るほど美しい。
5
粗氷よ、ため息が出るほど美しい。
粗氷のトンネルを進む。最早、道を失う心配は無い。
5
粗氷のトンネルを進む。最早、道を失う心配は無い。
エレベーター付の大鉄塔。大音響と共に落雪していた。
4
エレベーター付の大鉄塔。大音響と共に落雪していた。
ツリーを見上げ何思う。
1
ツリーを見上げ何思う。
山梨百名山の表記に従い、笹子雁ガ腹摺山山頂。二人とも二度目の到達。静寂に包まれた空間にて、「コーヒーと番茶」を味わう。
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山梨百名山の表記に従い、笹子雁ガ腹摺山山頂。二人とも二度目の到達。静寂に包まれた空間にて、「コーヒーと番茶」を味わう。
12時半、さて、下ろう、あの笹子駅へ。そして今日はゆっくり浸り、ゆったり帰る。撤退も良きかな。
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12時半、さて、下ろう、あの笹子駅へ。そして今日はゆっくり浸り、ゆったり帰る。撤退も良きかな。

感想

またも前夜の降雪。わかっていたが、コース変更を余儀なくされるまでとは思いもよらなかった。達沢山まで破線ルートを通らずを得ないコースだが、踏み跡は明瞭、ひたすら尾根道を行けばよい、「先輩」はそう目論んでいた。結局、「引き返しましょう」のひとことに助けていただいた。単独であったら引返さず、道を失い途方に暮れていたかもしれないから。

水墨画の世界、粗氷たちの世界、音のない世界。メジャーなコースでもこの満ち足りた時間を過ごせる。撤退を嫌い、二度目の登頂を嫌う愚かさを実感させられた。コーヒーよりも番茶と和菓子の方が似合う。固まった頭の中が緩やかに融けてゆく。教えられているのは私の方だった。次回、面目躍如の機会を与えていただくことにする。

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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