白山(お花松原-北弥陀ヶ原-四塚山・花レポ)
- GPS
- 10:50
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,553m
- 下り
- 2,588m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 10:51
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
別当出合まで車で入るためにはマイカー規制が始まる日の前日0:00までに市ノ瀬を通過する必要があるので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に危険個所なし ◆砂防新道 ・花は主に十二曲り周辺で出てくる。 ・延命水は利用可能。 ◆弥陀ヶ原〜室堂〜御前峰 ・室堂は営業中。中に入るためにはマスク必須。 ・室堂周辺のクロユリは終盤。 ◆御前峰〜北弥陀ヶ原 ・ヒルバオ雪渓のハクサンコザクラはもう少し先。 ・お花松原のクロユリはもう始まっている。今年は早い! ・北弥陀ヶ原のコバイケイソウは外れ。ハクサンコザクラは今がピーク。ニッコウキスゲが多少ある。 ◆大汝峰〜四塚山 ・大汝峰のコマクサは咲いている。 ・御手水鉢周辺のハクサンイチゲは今がピーク。 ・四塚山のチングルマは終盤。ハクサンコザクラはもう少し先。 ◆観光新道 ・今は観光新道が花のメイン。 ・馬のたてがみのニッコウキスゲ、テガタチドリがすごい。 ・その他、ハクサンフウロ、イブキトラノオ、ハクサンシャジンが少し。 |
写真
感想
今日は白山、7月のお参りへ行く。
先週は雷で敗退したので今日はピークを踏まないと。
とはいえ朝からかなりの雨…前夜のうちに別当出合まで入って車中泊をしていたがなかなかモチベーションが上がらない。
当初は暗いうちにスタートしようと思っていたがグダグダしているうちに明るくなってしまった。
まあ天気の様子を見ながら行けるところまで行ってみよう。
登りは砂防新道から。
既に市ノ瀬からのシャトルバスも動いていて登山者もそこそこ入っていた。
例年なら北部白山を歩いている頃だが今年は悪天続きでガッツリ北部という気分にならない。
結果として砂防新道ばかり歩く羽目になっている。
いつもならこの時期激混みの砂防新道だがさすがにこの天気ではガラガラ。
涼しいしむしろ登りやすい。
砂防新道はどちらにしても眺望がないルートなので天気が悪くても気にならない。
スタートするまではモチベーションが上がらなかったが歩き出すと段々気分がハイになってくる。
当初は最悪御前峰ピストンでもいいか…と思っていたが北弥陀ヶ原と四塚山を絡めてガッツリ歩こうという気持ちになってきた。
十二曲りあたりから花が咲き始めるので写真を撮りながら登っていく。
いつもなら今の時期が白山の花のピークといっても過言ではない。
悪天だからといって登らないと花のシーズンが終わってしまう。
室堂はスルーしてまずは御前峰へ。
少し風があって寒かったのでカッパを着て防寒対策。
無事7月のお参り完了。まあこの時期はできて当たり前なんだけど。
それにしても人がいない。
ハイシーズンの四連休なのにこれでいいのか。
次はお池巡りしながら中宮道経由で北弥陀ヶ原を目指す。
まずはヒルバオ雪渓。
雪渓にはまだ雪がビッシリ詰まっていたが登山道は出ていたのであまり雪の上を歩くことはなかった。
ヒルバオ雪渓のハクサンコザクラもまだ咲きはじめといった感じで、あと1週間程度先になりそうだ。
次はお花松原。
ここのクロユリは8月に入ってから咲き始めるイメージがあるのだが、今年は既にかなり咲いていた。
皆さん急いでっ(笑)
北弥陀ヶ原のハクサンコザクラもピーク。コバイケイソウは今年はなかったがニッコウキスゲが少し咲いていた。
少しのんびりしたら次の目的地である四塚山へ向かう。
四塚山もこの時期チングルマやハクサンイチゲが咲いているはずなので様子を見に行こう。
ついでに大汝峰のピークも踏んでコマクサを愛でる。
あまり発色は良くない感じだったけどもう終わりなのかな。
御手水鉢と七倉ノ辻を経由して久しぶりの四塚山へ。
四塚山のチングルマはもう終盤でハクサンコザクラはこれからといった感じだった。
次に来た時はふわふわ綿毛に変わっていそうだ。
いい時間になってきたので室堂経由で下山しよう。
下山は観光新道を選ぶ。
恐らくこの時期一番花が咲いているのは観光新道。
どんな様子かお楽しみは最後に残しておいた。
観光新道は期待通りの花畑だった。
ニッコウキスゲがとにかくすごくてテガタチドリやハクサンフウロなんかも咲いている。
花畑を楽しんだらいよいよ下山。
北部白山管理人の乾さんが今日観光新道の草刈りをやってくれたらしくてとても歩きやすい状態となっていた。
結局今日は室堂から先、御前峰、大汝峰、北弥陀ヶ原。四塚山では誰とも会わず貸切状態。花も十分楽しむことができた。
涼しかったので汗もかかなかったし意外と雨なら雨でいいんじゃないか、そんなことを再認識させられた山行となった。
Sanchan33さんにとっては、白山は自宅の庭みたいなところなのですね。味わい方が深い様子が窺われます。小生も充分味わい尽くせるようなりたいものです。
コメントありがとうございます。
まだまだ未知のエリアやバリエーションルートがたくさんありますので庭と呼ぶにはおこがましいですが、北部白山を始めとしたマイナールートを好んで歩いております。
白山には砂防新道や観光新道以外にも素晴らしいルートが多く存在しますのでもし機会がおありでしたら歩いてみてください。
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