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Yamareco

記録ID: 4390136
全員に公開
沢登り
比良山系

口ノ深谷リベンジ 水没GoPro奇跡の生還

2022年06月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:01
距離
10.0km
登り
995m
下り
980m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:38
休憩
0:14
合計
4:52
11:27
11:27
6
11:33
11:38
187
14:45
14:46
12
14:58
15:05
6
15:11
15:11
6
15:17
15:17
8
15:25
15:25
7
15:32
15:33
4
15:37
15:37
11
15:48
15:48
21
16:09
ゴール地点
ワサビ峠から坊村まで無休憩で歩きとおしたらしい
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
滝の巻きは概ね簡単だが、直登にトライするならミスると危険なものはいくつかある
坊村出発(例によって寝坊)
2022年06月12日 11:10撮影 by  HERO7 Black, GoPro
6/12 11:10
坊村出発(例によって寝坊)
いつもの林道
2022年06月12日 11:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
6/12 11:26
いつもの林道
前半は巻きでサクッと
2022年06月12日 11:41撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 11:41
前半は巻きでサクッと
フェルトソールだとラバーよりはだいぶん歩きやすかった
2022年06月12日 11:43撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 11:43
フェルトソールだとラバーよりはだいぶん歩きやすかった
最初の大きな滝、前回より水量が少ないようなので直登しようかとも思ったが最上段が厳しそうなのでパス
2022年06月12日 11:46撮影 by  HERO7 Black, GoPro
2
6/12 11:46
最初の大きな滝、前回より水量が少ないようなので直登しようかとも思ったが最上段が厳しそうなのでパス
廊下奥の7m、今回はこれを巻かずに登ってやろうと思っていた
2022年06月12日 11:51撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 11:51
廊下奥の7m、今回はこれを巻かずに登ってやろうと思っていた
直下まで行ってから側壁を登る
ホールドは豊富だったけど立ってるし滑るし怖かったが、成し遂げたぜ!
2022年06月12日 11:53撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 11:53
直下まで行ってから側壁を登る
ホールドは豊富だったけど立ってるし滑るし怖かったが、成し遂げたぜ!
右岸からサクッと巻ける8m
2022年06月12日 12:09撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 12:09
右岸からサクッと巻ける8m
うつくしい谷
2022年06月12日 12:18撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 12:18
うつくしい谷
例の?裏見滝13m
2022年06月12日 12:31撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 12:31
例の?裏見滝13m
これでも前回よりは水量は明らかに少ない
2022年06月12日 12:31撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 12:31
これでも前回よりは水量は明らかに少ない
直下をくぐって左岸ルンゼ巻き
2022年06月12日 12:34撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 12:34
直下をくぐって左岸ルンゼ巻き
傾斜はそれなりだが、難しくはない
2022年06月12日 12:34撮影 by  HERO7 Black, GoPro
6/12 12:34
傾斜はそれなりだが、難しくはない
マイタケ?
マイタケだったとしても自分で採ったキノコなんざ怖くて食えんが。
2022年06月12日 12:46撮影 by  HERO7 Black, GoPro
6/12 12:46
マイタケ?
マイタケだったとしても自分で採ったキノコなんざ怖くて食えんが。
直登サクサク
2022年06月12日 12:48撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 12:48
直登サクサク
これは直答できず
少し戻って右岸を大きめに巻き
2022年06月12日 12:51撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 12:51
これは直答できず
少し戻って右岸を大きめに巻き
その上のこれは直答
2022年06月12日 13:04撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 13:04
その上のこれは直答
2022年06月12日 13:14撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 13:14
奥まったとこの8m
2022年06月12日 13:25撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 13:25
奥まったとこの8m
戻って右岸巻き
2022年06月12日 13:28撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 13:28
戻って右岸巻き
快晴で水が白く映える
2022年06月12日 13:33撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 13:33
快晴で水が白く映える
部分的に壁は立っているが、全体的には明るい谷
2022年06月12日 13:36撮影 by  HERO7 Black, GoPro
6/12 13:36
部分的に壁は立っているが、全体的には明るい谷
端正な10m滝
2022年06月12日 13:49撮影 by  802SO, Sony
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6/12 13:49
端正な10m滝
2022年06月12日 13:49撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 13:49
見どころの洞窟くぐり
見どころの洞窟、ここをくぐるときにヘルメットを岩壁にぶつけてGoProが脱落して水没してしまったが、気合いの手探り探索で奇跡の生還を果たした。
2022年06月12日 13:55撮影 by  802SO, Sony
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6/12 13:55
見どころの洞窟くぐり
見どころの洞窟、ここをくぐるときにヘルメットを岩壁にぶつけてGoProが脱落して水没してしまったが、気合いの手探り探索で奇跡の生還を果たした。
こっから出てきた
2022年06月12日 14:06撮影 by  802SO, Sony
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6/12 14:06
こっから出てきた
この谷最大の滝
2022年06月12日 14:20撮影 by  802SO, Sony
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6/12 14:20
この谷最大の滝
きれいだ……
2022年06月12日 14:24撮影 by  802SO, Sony
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6/12 14:24
きれいだ……
左岸のバンドから
2022年06月12日 14:27撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 14:27
左岸のバンドから
バンドで滝上まで導かれる……かと思いきや、中腹のヌメヌメナメ滝に出る。
左岸の壁をさらにもう一登り、ホールド豊富だがミスるとシャレにならないので緊張感。
2022年06月12日 14:30撮影 by  802SO, Sony
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6/12 14:30
バンドで滝上まで導かれる……かと思いきや、中腹のヌメヌメナメ滝に出る。
左岸の壁をさらにもう一登り、ホールド豊富だがミスるとシャレにならないので緊張感。
さっきの滝を超えるとすっかり平流で谷幅も広くなった。
2022年06月12日 14:42撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 14:42
さっきの滝を超えるとすっかり平流で谷幅も広くなった。
ふつくしい……
2022年06月12日 14:44撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 14:44
ふつくしい……
ふつくしい……
2022年06月12日 14:44撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 14:44
ふつくしい……
そのうち登山道にぶつかって沢登り終了。
口の深谷、なかなか手ごわかったじゃあないか……
2022年06月12日 14:47撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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6/12 14:47
そのうち登山道にぶつかって沢登り終了。
口の深谷、なかなか手ごわかったじゃあないか……
ワサビ峠へ
2022年06月12日 14:59撮影 by  802SO, Sony
6/12 14:59
ワサビ峠へ
今日はブナはパス
2022年06月12日 15:10撮影 by  802SO, Sony
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6/12 15:10
今日はブナはパス
西南稜高速下山
2022年06月12日 16:10撮影 by  802SO, Sony
6/12 16:10
西南稜高速下山

感想




↑最初の廊下滝



↑GoPro奇跡の生還 

前回
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4239291.html)
ラバーソールで挑んでグリップが無さすぎて途中でエスケープの憂き目にあった口ノ深谷にフェルトソールでリベンジ。
最初の小滝登りの時点でグリップの違いを実感。まあフェルトでもこの界隈は滑るは滑るのだがラバーよりは1000倍マシだった。足元の不安を解消したところで前回尾根まで大高巻きさせられた廊下の7m滝に突撃。廊下の奥まで進んでから側壁を登る。ホールドはそれなりにあるのだが信用できる木の根っこや灌木は皆無、岩と向き合って乗り越えざるをえない。落ちるとヤバそうなので慎重にホールドを一つ一つ検討しつつ進む。動画を撮っていたのだが時間は5分、たったの5分だがとても濃密な5分だった。
そっから13m滝までは前回も歩いたので巻きで進む。13m滝も前回より水量が少なくサクッと越す。その上は未知のゾーンとなるが、しばらくはゴーロ小滝歩きが続く。小滝は積極的に直登していくが、CS滝はちと難しそうなので巻き。その上はシャワーしたり巻いたりで適当に進んでいく。
奥まったとこの8m、端正で上にナメを持つ10mと巻きの滝が続いたところで見どころの洞窟が出現。全身ずぶぬれになりながら洞窟出口の狭い空間から出ようとするも、自分ひとりなら出れそうだがザックが引っかかって出られない。先にザックだけ洞窟から押し上げて単身で脱出することにしたが……ザックを押し上げようと立ち上がったときにヘルメットを頭上の岩壁にぶつけ、その衝撃でヘルメットに取りつけていたGoProが脱落していったではないか。圧倒的水の音でGoProが転落する音も聞こえず、暗い洞窟の中GoProがどこらへんに落ちたかも確認できず、ついにLOSTしてしまったか……と覚悟した。
とりあえずザックを出して自分は戻る。洞窟の中は薄暗くて見えにくいが、ザックを下ろした狭い空間にはないみたいでやはり一番下の水流まで落っこちたらしい。幸いなのがこの洞窟の水深が結構あさかったこと。深くても膝上くらいで、これなら頑張れば水底を手探りはできそう。かくて比良の冷水を背中に受けながら探すこと数分、天然の石としてはずいぶん角ばった何かが手に触れる。拾い上げたそれは紛れもなく今まで幾多の山を共にした相棒のGoProだった(しかも故障もしておらず録画も継続されていた)。人の気配の稀な比良の洞窟に、7万円相当の小石拾いを成し遂げたずぶぬれの男の歓声が響いた……
洞窟の上で確認するとヘルメット側のマウントが破損してしまったらしく、固定できなくなっていたので動画は封印して進む。やがて最大の滝が出現、右岸のバンドからたやすく巻ける……かと思いきや、バンドが導く先は中腹のヌメヌメナメ滝ゾーンであり左岸の岩壁をもう一登り。ここもホールドは豊富だったが落ちると高エネルギー外傷間違いなしの緊張感のある登りだった(動画撮りたかったな……)。
その上はいよいよ源流部という雰囲気、すっかり平らになった流れをキツツキだかゲラだかのココココ……という木をつつく音を聞きながら進む。そのうち登山道と交差し、今回の沢登りも終了となった。

少し登ってワサビ峠、今回は時間も遅いので(寝坊したからだろ)、武奈ヶ岳はパスして下山することとする。御殿山で武奈ヶ岳に別れを告げ、そこからは西南稜高速下山(夏道の泥濘はどうにかならんのかなあ)。林道から下山してくる人も多く、中にはザイルとメットを持った人もいて、いよいよ山登りシーズン本格到来だなあなどと思いながらセローに跨って大阪への帰路へ就いたのであった。

☆口ノ深谷リベンジは成功。直登を試みるとなかなかに厳しいところもあるが全体としては険しすぎず楽しい谷だったと思う。

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